「ミサンガ」
１
A
お揃いだったミサンガの願いごとは嘘をついてて
「あなたの夢が叶うこと」わたしの胸にしまってたこと
B
窓に描いた笑顔も涙が落ちて
カレンダーをめくるあなたの手
未来を、夢を語るその瞳
わたしがいなくても飛び立てるね
S
さくら咲かないで、時間よ止まって
あなたが知らないわたしが　抱きしめるの
さくら咲くのなら、笑顔の時だけ
あなたがよく知るわたしが　手を振ってる
いつかは来る、さよならに、今は目をつむる。

２
A
渡す予定の手紙には、消した跡をつけたくなくて
初めは小さな「夢」の字が、書きなおす度、大きくなってく。
B
窓に映る不安は、朝日に溶けて
結露に今、光が広がる
あなたと生きた日々をこの胸に
わたしは、もう一人でも歩きだせる
S
さくら散るのなら、涙の代わりに
あなたと新しい私が手をつなぐの
さくらいつの日か、願いを叶えて
わたしは笑顔であなたに手を振りたい
この切れそうなミサンガをあなたに贈るよ


かなバージョン　（　）内は一音です。
１
A
おそろいだーった　ミサンーガの　ねがいごーとはうそをついーてて
あなたのゆめがー　かなーうことー　わたしのむーねにーしまってたーこと
B
まどにかいた　えがーおも　なみだがーおちて
カレンダーを　めくるあなたーのて
みらいーを　ゆーめをかたるー　そのひとみ
わたしがいなくーても　とびーたーてるね
S
さくらー　さかないでー　じかんよとーまって
あなたーがしらないーわたしが　だきしめるの
さくらー　さくのならー　えがおのとーきだけ
あなたーがよくしるーわたしが　てをふーってる
いつかはくる　さーよならーに　いまはーめをーつむる

２
A
わたすよてーの　てがみーには　けしたあーとを　つけたくなーくて
はじめはちいさなー　ゆめーのじが　かきなおすたび　おおきくなーってく
B
まどにうーつる　ふあーんは　あさひにーとけて
けつろにーいま　ひかりがひろー（がる）
あなたーといきたひびをー　このーむねに
わたしは　もうひとーりでもあーるーきだせる
S
さくらー　ちるのならー　なーみだのかーわりに
あなたーとあたらしー　わたしがーてをつなぐの
さくらー　いつのひかー　ねーがいをかーなえて
わたしーはえがおでー　あなたに　てをふりーたい
このきれ（そう）な　ミサンガをー　あなたーにおーくるよ