この狭い世界が僕の世界で
君のいない世界が当たり前で
さよならの意味だけが分からなくて
僕はどこまでも、独りだった
四角く切り取られた青空を仰ぐ
ちっぽけな僕には高すぎる空を
道行く人は見向きもしない
みんな生きることに必死だから
時々は手を差し伸べる人もいた
同情と憐憫の混ざる眼差しと
だけどみんなみんなそれだけだ
差し伸べたその手は愛情じゃない
だけどいつかのあの日
四角い世界から僕を拾い上げてくれた君
すさぶ風が少しだけ冷たかったけど
君の温もりだけは忘れないよ
この広い世界が僕の世界で
君と一緒にいることが幸せで
朝のおはようが嬉しくて
いつまでも続くことを願っていた
あの日の君は暗い顔をしていたね
今にも泣き出しそうな君を見ていることが辛かったことを覚えているよ
それは君との最後のおでかけ
頻りに呟く言葉の意味は分からなかったけど、君の温もりはあの日と一緒で、凄く幸せで……
そこは見覚えのある世界だった
あの日ほど高く感じなかったけど、四角く切り取られた寂しい世界
ゆっくりと遠ざかる君が見えて、僕は声を張り上げた
「 待って、待って……行かないで。僕は……」
なにもわからない僕だけど
さよならの意味も知らないけど
一つだけ、僕にもわかることがあったんだ――
何度でも叫ぶよ、この気持ちを
例え伝わらなくても構わないから
僕の気持ちを、僕の全てを
僕は君のことが大好きでした
僕は君のことが大好きでした
僕は君のことが、大好きでした
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