才能ってコンビニで売って無いんすかね…… 常々若き才能に嫉妬の炎を燃やす、醜い私であった!! 音楽知識ゼロ!!文章能力ゼロ!! ナイナイ尽くしの私ですが、これからゆっくりと頑張っていこうと思いやす!! 至らぬ点ばかりです!! 改善点アドバイス等々、1ミリの遠慮なくお申し付けください!! 私もいつかピアプロで活躍する素晴らしい作者様達のように、素晴らしい曲を付けていただけるような作品を書きたいです!!
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一匹の猫から始まった。
世界の残酷さを、人間の無情さを、善意の曖昧さを。嫌と言う程に思い知らされた。
あれほどまでに聞かされた道徳観念が、音を立てて崩れ去る。笑顔で善意を語ってきた大人の全てが虚構に落ちていく。
薄れ行く音は空音のように。大切だと思っていた何かが、実は何の価値もないことに気付...世界を嫌う君の為の物語
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退廃的な感情、感傷
吹き付ける風みたいに痛くて
仰いだ空に描かれる星座
こじつけにしか見えなくて
例えば僕が空を飛べたって
空の星に手は届かないや
澄んだ空気 冬の空
吐いた息が凍る
モヤになって もう嫌になって
白息みたいに漂って...空飛ぶ僕と冬の空
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冷たい 日常に追い越され
消えたい 思いは募るばかり
死にたい 単語ばかりの空虚な音
勝手にして 勝手にしてくれ
言葉なんて伝わらなくて
他人のことなんてどうでもよくて
有象無象の砂上の幻想
手を伸ばしたって意味はない
言葉の鉄砲ブッ放した
消える 消える 届く前に...ウタカタカタルシス
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出た目の数だけ前に進め
貴女に少しでも近づく為に
でも止まったマスには
「3マス前に逆戻り」
どれだけ賽を投げれば
貴女に近づけるんだろ
どれだけ前に進めば
貴女にたどり着けるんだろ
愛しくて 愛しくて 走っても 貴女には届かない
少しでも 少しでも 貴女に一歩でも近づく為に...ある新聞部の双六恋愛事情
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結局世界って奴はさ
無駄な正論吹っ掛けちゃって
つまらない理屈ばかりで 全身固めて完全武装
屁理屈ばかりの僕達を 嫌になるぐらい叩いちゃうんだ
そんな世界にアンチテーゼだ
ぶち壊すために 僕は今日も綴っていこう
評価は全然上がらない
『何が書きたいのかわからないんです』
だから何度も言っただろ
コメ...腐れ小説家の誹謗中傷流離譚
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鳴る鳴る鳴り響く、宴のチャイムが
響く響く響き渡る、休み時間のチャイムが
給食食べ終わったちょうどの頃ごろ
瞬く響き渡る昼休みのチャイム
同時に立ち上がる、数人の生徒
歩いて向かうは、学校の校庭
荒ぶ風、舞うは砂塵
外から見下ろす彼らの姿は
まるで西部劇のアウトロー
見てみてくださいあの笑顔...超高機動小学生
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やだ やだ やだ 死にたくない
僕は生きて帰るんだ
また 一人旅立った
戦乱の世の大空へ
ただ 僕は祈っていた
きっと彼は戻ってくると
散る花は 桜の花弁
美しいままに散り逝けど
その命 あまりにも
短すぎやしないだろか...走馬灯物語
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「夏なんて嫌いだ」
幾度目となる心の慟哭
無駄に厚いスーツを着て
僕は今日も歩いてます
空を突く摩天楼を
一人でまた見上げて
過ぎていく時間さえも
忘れられたらいいなって
エキストラなんですそうなんです
僕は背景、名前のない群衆...脇役オーバーラン
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それは日が落ちる夕闇の出来事です
小さな箱の中に、小さく震える君が見えました
思わず駆けて、抱えあげてみると
冷えたもふもふの奥に、お日様を感じました
お母さんの反対は押し切りました
お父さんの溜め息は無視しました
君の入った箱を部屋まで持って
「まずは君に新しい名前をあげるね」
疲れたような君の眼...少女トワイライト
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この狭い世界が僕の世界で
君のいない世界が当たり前で
さよならの意味だけが分からなくて
僕はどこまでも、独りだった
四角く切り取られた青空を仰ぐ
ちっぽけな僕には高すぎる空を
道行く人は見向きもしない
みんな生きることに必死だから
時々は手を差し伸べる人もいた
同情と憐憫の混ざる眼差しと...野良猫ライフタイム