A
寂しいって簡単に言えば
苦しいって曖昧に笑う
悲しいって簡単に言えば
虚しいって曖昧に笑う
B
そうした日々の繰り返しの中で
気づいたら摩耗していた、何か大事なもの
許せるはずもないのに受け入れてしまった
感情達に名前もつけられないまま
俯いて蹲って、目を閉じた
S
暗闇が心地いいこと
静寂が温かいこと
全てから遠ざかっていく自分に
どうしようもなく腹が立つこと
一番忘れたかった怒りが最後まで首をもたげて
壊れていく微笑みに縋りつくように
涙が溢れた、涙が溢れた
A
嬉しいって簡単に言えば
楽しいって曖昧に笑う
愛しいって簡単に言えば
恋しいって曖昧に笑う
C
どうしようもなくなっているのは
誰のせいでもない、自分のせいだ
わかっている
わかっているから
もう何も言わないでおくれよ
S
青空に目を焼かれても
喧騒が耳を裂いても
全てから遠ざかっていく自分を
丸ごと愛してあげられたなら
一度も殺せなかった怒りもいつか安らぎを纏って
ぎこちなく軋む微笑みを美しいと
ただ美しいと、思えるだろうか
C
それでも、ああそれでも
ひとりが優しく心を撫でるのはなぜ
冬の川底に咲く花のように
痛いほど透き通って見えるのは、なぜ
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会いたいなんて言いたかないけどさ
だってバカな女みたいじゃんか
あわよくばなんて思うほど柔く
お前のこと好きだったらよかった
寂しいなんて言いたかないけどさ
だって弱い女みたいじゃんか
愛してるなんて言えるほど浅く
お前のこと信じられたらよかった
B...お前の親友
ナツキ
A
水飛沫上げて 虹を作る君
眩しい笑顔に 一瞬で恋した
冷たいてのひら 頬に押し当てても
熱が引かない 誤魔化しようがないや
B
夏は待つことを知らない 季節だから
可愛い浴衣で 君の手を引くわ
S
花火なんてそっちのけで...君を想う夏
ナツキ
A
何でもないみたいに 突き離してさ
狡いよね、あなた
優しいくせに 優しいくせに
B
泣いてるんでしょう 今も
震える手 握りしめて
わかってるから 言わなくていいよ
ごめんねも さよならも
S...♪思い出せば、恋
ナツキ
A
白か黒かなんて本当はどうだっていいんだ
バカみたいに綺麗な本音に絶望するより
垢塗れの手で汚された嘘を抱いて眠りたい
響く雷鳴に掻き消された叫びが震えたのも
何かを守ろうとして力尽きた魂の醜さも
全部全部許してやりたかった
全部全部守ってやりたかった
B
あなたにさえ見捨てられなければそれでいい...Only You
ナツキ
A
泣きたいのか 笑いたいのか
怒りたいのか わからないんだ
挫けそうになる 自分を許すこと
優しいものばかりで 世界はできていないから
B
忙しなく過ぎる季節に
置いてきぼりの僕には
君が震えていることさえ
気づけないままだ...無垢
ナツキ
A
頬を撫でる風に
そっとまぶたを閉じた
あの頃のまま何も変わらない
あなたが笑っている
B
時間は戻らないことを
痛いほどに知る
あなたを追いかけて
傷ばかり重ねた日々...優しくて、優しくて
ナツキ
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