深い水の中
横たわる波紋
流れる鈴の音は
砂上の銀河
見上げれば蒼い宇宙(そら)
泡沫が舞い上がる
淡く澄んだカケラと
寄せては返す思い出
追いかけた あの海に
もう一度帰れたならば
その時は君に伝えたい
声を枯らしてもずっと
何もかも包み込む
優しい場所で
君の存在(こと)僕の声で
認めてみたかった
水底に揺らめく砂の城
冷たく響いている
暗い海の底
沸き上がる思い
浅瀬まで共に
打ち上げよう
見上げれば蒼い宇宙(そら)
光を受け入れて
さざ波は夏の歌声
はかない思いが
満ちていく
追いかけた あの日々は
今でも僕の中にある
涙も 沈めた強がりさえも
君がいた証だから
何もかも包み込む
その笑顔
君はそう誰よりも
大切だったんだ
水面に浮かぶ星の砂
輝いてた瞳
抱き寄せるように沈む
砂の城 眠る思い
優しい光が 導くから
もう一度 目を開こう
追いかけた あの海には
もう二度と帰れないけれど
いつかまた君に伝えたい
変わらぬ思いをいつか
何もかも包み込む
優しい場所で
君の存在(こと)僕の声で
認められたら
水底に揺らめく砂の城
満たされて溶けていく
遥かな海へと…
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