気まぐれに詩など書いております。 夢は、いつか素敵なメロディに当方の詩をつけさせていただけたら最高です 逆もまたしかり。 切ない、陰欝ながらも最後には僅かな希望、明日への光を見出だす構成が好きです。
プロフィールを見る投稿作品13作品
もっと見る-
適当に流していかないで
もどかしいだけ
あなた分かってるでしょう
あたしのこと
薄っぺらな月が昇る
ビルの隙間 滑り込んだ空
どこまでも見えないから
あの指のように
なぞって 星を描く
隠し事してるなら...Chilled Lovers
-
空に揺れる 七色風船
追いかけたら 知らない世界へ
路地の隙間 吸い込まれた
あの子たち どこへ行くのかな
また会えるといいな 夜みたいな姿で
ビー玉転がると 一生懸命 追いかけた君に
遊ぶ眠る気まぐれな日々を僕にくれた子猫たち
それ以来は ことあるごとにも
君が浮かぶ あの日の彼方へ
空に消えた ...七色風船
-
膝が笑う 顔がにやける
だらしないって?
でも君で視界を埋める
幸せには叶わないさ
唇を 辿る仕草
なまめかしいね
追いかけて 熱をあげる
どこまで行こうか
かわしきれない
絶妙なアプローチショット...Approach Shot
-
もっと変わってみせてよ
壊れそうな程 強く
頭から指先まで
溶け落ちる Power
三日月の上で爪先立ち
踊る ワルツの音
スウィングした腕は
時計の針なのね
どこかへいくのなら
行き先は告げないでいい...Swing waltz
-
深い水の中
横たわる波紋
流れる鈴の音は
砂上の銀河
見上げれば蒼い宇宙(そら)
泡沫が舞い上がる
淡く澄んだカケラと
寄せては返す思い出
追いかけた あの海に
もう一度帰れたならば...水底の城
-
light to lize
どこまでいける
why my Dreams?
そう最初から最後まで
Dark on future
悲しいことにね
選ばれることには
慣れていないから
限られた場所で
生きていくだけ...Dark on light
-
ある夜 虫の声 月の歌
耳に届く
なもなきメロディ
遠くに見える 電波塔の
赤いシグナル僅かに光る
途絶えそうな
強い気持ち
抱きしめた
離れないように
ぎゅっとぎゅっと...ゼロ距離センチメートル
-
空の青はどこまで続くの
海の水はどこから生まれて
何を目指すのだろう
それが知りたくて
僕は旅に出た
朝露に光る花にキスをして
潤った唇から
優しい言葉になるように
願いを込めて
今しか出来ないことがある...Fry to the world
-
夜のプールに波を落とした
泳ぎ疲れた僕の足は
もう動けない
縛りつけられているようさ
大切なものを
なくした僕は
声を無くした人魚
満ちたりた思いを
忘れて
途方に暮れた...午前2時のアクア
-
さみしいなんて
絶対言えない
きみは大して僕のこと
気にとめていないから
優しい眼差し 悲しい言葉
どっちを信じたらいいの
盲目の心に 雨が降る
晴れた空が泣くように
僕は嘘つきになった
きみの声を待っている...アオゾラナミダ
-
重ねた絆は
積み上がるものだと
思っていた
高く背を伸ばした塔
難攻不落の秘密
いつかは叶うはずだと
信じていたかった
脆い 柔い うたかたの城
心は解けないロジック
閉じた扉の前で...泡沫ロジック
-
何も信じられない
重く呟いた言葉
疲れた体に染みる
反響して現実になる
もう飛べないと
鳥は羽ばたくのを止めた
無理なんだと
歩みを止めるように
そんなことは出来ないと
分かってはいても...ネムリノサキ
-
満ちる月の下
そよぐ風の中
水に浮かんだ
夢のように
季節が離れていく
どこにいるのかな
壊れかけの花
掠れた文字を
たどるように
優しく 名前を呼ぶよ...硝子の花