テーブルの上にそっとマスターノートを置いて、ルカは一つ息を吐いた。


 「…久しぶりに、マスターの声を聴いた気がするね。」

 「そだね…。……マスターたちの、本音。聞けて良かったな。」


 ミクが静かに言葉を合わせる。


 「ルカさん!マスターノートはどこに置いとくの?」


 リンが飛びつく。が、ほんの少し困ったような顔をしたルカを見て、慌てて飛び退って、そして少し残念そうな、それでも明るく見せた笑顔で言った。


 「…なーんてね。いいよ、ルカさん。持って行っても。」


 しかしそんな様子のリンを見て、ルカも心を決めた。


 「…ううん。ここに…共有部屋に置いておきましょう。みんながいつでも…マスターたちの事を思い出せるように。」


 窓際に歩み寄って、優しげにマスターノートを置いた。窓から差し込む夕日が、マスターノートを優しく照らす。





 アンドリュー、ケルディオ、喬二、ハーデス。彼らと過ごした日々は彼女たちの中で今も変わらず。

 そして今、マスターノートを照らす夕日も―――昔と何一つ変わらない、美しい夕日だった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【特別編】手紙 ⑤~エピローグ~

エピローグです。こんにちはTurndogです。

中身が薄すぎて書くことがないです!www自分でもやっつけ感が否めないぜwww
とりあえず次はまたロシアンのあれを出そうかねえ。

閲覧数:209

投稿日:2012/08/02 11:25:18

文字数:482文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

  • 関連動画0

  • イズミ草

    イズミ草

    ご意見・ご感想

    ほんとに短かったwww
    でもさわやかだなあ・・・。

    2012/08/02 13:08:44

オススメ作品

クリップボードにコピーしました