何も持っていないワタシ
ただただ空白
空っぽのまま
何色なのか分からない
暗い色した空を
色の無い目で見つめた
どこぞの物語の
主人公のように
紅いリンゴを疑わずに
食べてしまえば
物語が成り立ったのかしら
物語になんか
ならない何もない空白
意味もなく
ただ流されて
物語の脇役にすらなれないで
ただ 空っぽのまま
ワタシに色はないの
ワタシは
何も持ってはいないの
どこぞの御伽噺の
主人公のように
兎を追って穴に跳んだ
だけど気付けば
そのままの色の無いままなの
物語になんか
ならないそのままの空白
意味もなく
ただ流れてく
物語の一役にすらならないで
ただ 空っぽのまま
ワタシに色がないと
ワタシが
なにか持っているなんて
思わなかった
知らないふりを
続けていただけなのかもしれない
ただ、悲劇に終わるのが怖くて
始まりの文を
綴れなかっただけ
モノクロだって
二つの色があるし
何もないなんて
なかったのよ
自分の色が物語があるの
さぁ、綴ろう
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