駆け抜ける暗闇の世界で
キミの顔が浮かぶから
もう逢えないなんて嫌だから
希望の光探して

モニターに映るいつもと変わらないキミの姿
いつも通りの優しい声がとても快くて
今日のレッスンが終わって明日が待ち遠しい
キミにお別れを告げたあとおやすみしよう

電気信号の流星が空を流れては消える
何も変わらない空 だけど今日は何かが違ってた

初めて聞く音が鳴り響き
辺りは闇に包まれ
何が起きたか分からないまま
呆然と立ち尽くした

誰も居ない場所 行くあてもなくさまよい続け
何もかも消えて私ひとり 心細くなった
大きな声で叫んでみても声は届かない
無機質なこの空間では孤独を誘う

時が流れているかすらも何もかも分からなくて
私どうすればいい?
進む道はあっち? こっち? どっち?

駆け抜ける暗闇の世界で
キミの顔が浮かぶから
もう逢えないなんて嫌だから
希望の光探して

必死に辿り着いた場所
壊れたデータの墓場で
私もこうなるのかなと
涙が溢れてきた

0と1のガラクタの上で
うずくまってすすり泣く
もう一度キミに逢えるのなら
それだけで十分なの

大きな音が鳴り響き
辺りが明るくなった
視線を上げたその先にある
見えた一筋の光
走れ! もうひとりは嫌だから

モニターに映るいつもと変わらないキミの姿
いつも通り優しい声が
私に触れた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

First Shutdown(歌詞)

『First Shutdown』の歌詞です。

閲覧数:381

投稿日:2023/12/27 21:21:21

文字数:574文字

カテゴリ:歌詞

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