月火水木金土日
ずっとあなたを待ってるからね


街の角の小さな本屋
そこには絵本が沢山あるけど
どれも昔の本ばかり
人気もないし新書もない


そんな本屋に私はいるの

面白くないしカビ臭い
でも、そこの店長は…


勘違いしないでよ
別に暇だから来ただけよ
月火水木金土日
毎日くるのは…この店がいつ潰れるか待ってるだけなの



この街にアレほど汚い本屋はあるかしら
でも毎日来てあげる
暇すぎて死んぢゃうからよ

今日もちょっと行こうかなって行ったけど
年中無休の本屋は休み

ちょっと心に穴があいた気がした

次の日も次の日も休みだった
でもちょうどいいわ
絵本にも飽きてたころだったし…


らんらららんら
らんらららんらん
らんらららんらら
らんらんらんらん

あれから一ヶ月過ぎたのよ
店長の兄と名のる人が私に言ったわ


弟は母が一ヶ月前に死んだからもぅ店を開きたくないらしい


なんでなのよ
私は君の事が…
月火水木金土日
待ってたのは君なのよ



あの本棚の古い絵本は昔、お母さんが読み聞かせてくれた本なんでしょ?


君は
あの本棚みたいにお母さんを支えてきたんだね




だから


次は私が君を支えたい


勘違いしないでよ
ただ君の顔が見たいだけでっ!
月火水木金土日
ずっと支えてあげるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

本棚と君

友達に題をいわれて作った曲

閲覧数:80

投稿日:2011/07/27 21:26:54

文字数:564文字

カテゴリ:歌詞

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