寝返りを数えている 「一生のうちの、何度目だろう？」
こぼれそうな自問連れて 夜明けへと漂ってる
空っぽなこと伝わる なじめない色とまじりあう
その度に切ってきた糸 頼りなくたなびいてる
泣けなかった涙を 泣き直したいと
笑えなかった日々を 笑い飛ばしたいと願う
「できるか？ まだ」
昨日までを明日に 見知る人を心に 深く結んだなら
つむがれるカタチ それぞれの模様 つながるその中に
誰だって 僕だって そこにいる
たどり着いた心の底へ 腕をのばせば
明けゆく空 立ち昇ってく色 頬を伝う水を照らす
手放した星は 朝日に溶けても
語り合った夜は いつでも共にあれと願い
千切れた糸 たぐりよせる
「切ったのはこの手だから、つなぐのもそうだ」
昨日までを明日に 見知る人を心に 離れないよう結ぼう
つながりたいキモチ 伝え合う言葉 継ぎあってひとつに
誰だって 僕だって その中だ
「ハロー」
あきらめた言葉 送る
糸ト糸
the469さんのhttp://piapro.jp/content/l1yzxdoag8ubiqxoの歌詞として応募させていただいたものです（不採用）。
タイトルは、そのまま「いと と いと」と読みます。
聴けば聴くほどいい曲で、導かれるようにして何とかカタチにできました。
暗から明へ、停滞から行動へ、というイメージを感じたので、
曲の展開に沿って、歌詞の語り手の気持ちがネガティブからポジティブに転じるよう心がけました。
糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト
ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸
糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト
ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸
糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト
ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸ト糸
過去と未来、自分と他人は、↑のような感じの細かな模様を描きながら互いにリンクしてます。
そのつながりの中にもう一度入っていこう、という思いを込めました。
『糸ト糸』は生涯で７つ目か８つ目くらいに作った歌詞です。
(遊びのような軽いノリで作ったのも含めてです)
作詞経験が乏しい上に、最後に歌詞を書いたのが７年ほど前で、
久々の作業にいろいろと試行錯誤もしましたが、納得いくものになりました。
受け取る人により、好き嫌いは当然あると思いますが、自分では満足しています。
年末年始の休暇と仕事始めの1週目を全て捧げた甲斐があった！
コメント2
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ご意見・ご感想
fujiiymk
その他
お目通しいただき、しかもコメントまでいただきありがとうございます。
「自分の考えを詰め込もう、自分の色を出そう」と考えながら作ったのですが、
一方で、
「そもそも他人が作った曲に、自分を押しつけるような歌詞をあてはめていいのか？」
という葛藤もずっとありました。
とはいえ、自分の中にない材料で歌詞を作るようなスキルがそもそもなく、
自分の持っている物すべてを出し切るつもりで書いたのですが、
果たしてその結果、the469さんの欲しいような歌詞になったのかどうか…。
それにしても、全投稿に目を通して選ぶというのは、大変な作業ですね。
選考がんばって下さい。
2009/01/12 20:37:35
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ご意見・ご感想
初めまして、the469です。
今回は歌詞の投稿ありがとうございます。
糸ト糸というものの捕らえ方がとても面白いです。 切ってしまい自問する序盤から結び繋ごうとする終盤への心情の切り替えに前向きなメッセージを感じました。
選考、決定はまだ先ですのでしばしお待ち下さい。
それでは失礼致します。
2009/01/10 23:41:54