~第6章~
笑顔の世界
私は彼が作ってくれたスープをベットの上で食べていた
そういえば彼はどこへいった?
気づいたらいなくなっていた
私はとても不安だった
もしかして、またひとりに・・・
嫌だ
もう一人にはなりたくない
せっかく会えた・・・大切な人・・・
どこにいるの・・・?ねぇ
私はベットから飛び出した
部屋のドアを開けようとしたとき
ドアノブが「ガチャ」と言った
ドアが開き、彼がぽかんと口を開けながらこっちを見ていた
私は恥ずかしくなった
「どうしたの?」
彼が訪ねてきた
私はびくっとした
「別に、なんでもない・・・」
「フフ・・・」
彼が笑い出した
思わず私も・・・
「フフフ・・・」
なぜか二人で笑っていた
どうしてかわわからない
おかしな私を笑っていたのかもしれない
笑っている私は気づいた
今、考えると呪いがどうでもよくなってきた
実際呪われているのは周りの人たちの方
だけどいつの間にか私に呪いがかかっていると思い込んでいた
こんな酷い世界でも
笑うことはできる
だって
今が確かで大切だから・・・
~END~
「パタン」
春風が吹き込む図書室の中
ひとりで本を読んでいた俺は
本を閉じ立ち上がろうとした
そのとき
快斗「おい、まだこんなところにいたのか。早くしないと5時間目始まるぞ!」
蜜「ごめんごめん。あと少しだったもんでギリギリまで読んでた」
俺は読み終わった本をもとの棚に戻し
誰もいない図書室を出て行った
快斗はかなり焦っている
快斗「走るぞ!」
蜜「おい、ちょっと待て!」
俺は快斗の後ろについていくように走っていった
走らなくても間に合うのに・・・
快斗「珍しいな、お前が本なんかに夢中になるなんて」
失礼な
俺だって本は読む
だけど飽きっぽいからすぐやめるだけだ
蜜「さっきの本、すっごく面白いんだ。『林檎売りの泡沫少女』って本」
快斗「聞いたことないな」
蜜「まぁ結構古い本だったけど、かなり面白かった」
俺は走りながら快斗に大まかなストーリーを話した
快斗は興味があるのかないのかわからないが頷いていた
快斗「ヤバイ!チャイムなる!」
♪<キーンコーンカーンコーン
俺たちはチャイムがなったのと同時に教室についた
幸いなことに先生はまだ来てなかった
俺は思わず
蜜「セーフ・・・」
と、いったら
学級委員長が「何がセーフよ!遅刻よ!遅刻!」と食いついてきた
相変わらずうるさいなぁ・・・この人
俺はムスッとしたまま席に着いた
少し疲れたのを察したらしく、隣の未来さんが
未来「どんだけ走ってきたの?」
蜜「図書室からここまで本気で走ってきた。結局間に合わなかったし・・・」
そう言うと、未来さんは鼻で笑った
蜜「あ!先生来た!」
俺たちはバッと前を向き、先生に挨拶をした
さぁ、めんどくさい授業のはじまりだ
林檎売りの泡沫少女~第6話~
どうも!蜜です!どうも!蜜です!
林檎売りの泡沫少女最終回でした!かなり強引な終わり方ですいません^^;
どうしてもこういうやり方をしたかったのです
さて、みなさん「蜜」だの「快斗」だの「未来」だの何がなんだか分かんなくなってきましたね
ちゃんと考えてるんですよ
今回の終わりに出てきた3人は次回作のキャラクターでございます!
そして次回作は完全オリジナルストーリー恋物語です!
昨日ふと思いついたことでどうしてもやってみたかったんです
さらに今回はしっかり設定を紙に書き
ストーリーまでだいたい考えているんです
ちなみにわかるとおり
「未来」は初音ミク
「快斗」はKAITO
そして今回はなんとうp主が「蜜」として出ます!しかも主人公ww
そこらへんは許してw
どういうストーリーかは
更新まで想像を膨らませてください
じゃぁ今日はここらへんで
次回作!乞うご期待!( ´・ω・`)ノ~バイバイ
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