【A1】
が)滝に身を投げる乙女 
が)目隠しの下に涙を滲ませる事なく
が)乙女が龍神様にこの身を捧げば 龍神様の加護が降る
が)青い瞳の巫女はそうして 村人の誰かに肩を突き飛ばされ

【B1】
が)青い青い絶え間なく気を斬り裂く光の中を
ル)青い青い燦々とあぁ何日も晴れ渡る空の下

【S1】
が)乙女は誰にも其の身を惜しまれず
が)ただ雨の雫の為に神の犠牲にと
が)乙女の青い瞳が人柱になる
が)ただ一粒の涙も零さずに

【A2】
ル)滝に身を投げたわたし 
ル)目を醒した場所には止め処ない水の音
ル)わたしが龍神様に奉じたこの身は 三途の川の端(はた)なのか 
ル)青い瞳の巫女に聞こえた 「目が醒めたか」というとても優しい声

【B2】
が)青い青い絶え間なく落ちる水の壁の中で
ル)青い青い凛としたあぁ美しい瞳の男の姿

【S2】
ル)わたしは初めてその涙を零した
ル)ただ一度すら向けられることのなかった
ル)わたしの孤独な心に慈悲の雨が降る
ル)ただ優しく向けられる微笑みに

【C1】
ル)それから何日も雷雨が里を襲い
が)里の田畑も家々も全て流された
ル)わたしは龍神様のお世話をし
が)乙女は決して里に返さない

【B3】
ル)長い長い嵐と快晴の続く夏の滝
が)永い永い契りを交わす滝の龍神と乙女

【S3】
が)乙女は清らかな滝の恵みで身をそそぎ
が)ただ伴侶となった龍に寄り添い生きる
ル)滝の主は身も心も麗しき妻に
ル)ただ愛と慈しみの雨を捧ぐ

が・ル)雨を捧ぐ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

乙女に捧ぐ雨

一応ルカとがくぽを想定して作ったので(自分で描いたイラストを元に作った)すが、別の組み合わせでも全然いけると思います。
作曲者様、切に募集。 僕なんかより断然素晴らしい腕をお持ちの絵師様も是非。

閲覧数:220

投稿日:2010/08/03 04:07:43

文字数:647文字

カテゴリ:歌詞

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