「さぁさ 皆様お立会い
こちらに見えるは 迷いの扉
迷い込んだら 脱出は困難
頼れるものは 己か人か
それを決めるはアナタ次第」

扉の向こうは巨大な迷路
複雑怪奇な道ばかり
出口に待つのは光か?闇か?
それともさまよい続けるか…?

迷えや迷えと仮面が謡(うた)う
コチラだコチラと闇が揺れる
進む先には不確かな道

手招くままに歩を進め
呼ばれるままに手を伸ばし
感じるままに従えば ほら
あぁ、そこはもう 闇の中…

「ご覧ください、皆々様
扉に迷い込んだ羊が一人・・・
果たして彼女は出られるのか?
それともそのまま迷えるままか?
しばしこのまま見守りましょう」

扉の向こうに小さな少女
複雑怪奇の道の中
出口を探して右に左に
不安な顔のリトル・レディ

アチラに行こうと仮面が誘う
コチラにおいでと闇が呼ぶ
しかし少女は耳を貸さない

信じるままに歩を進め
思うままに手を伸ばし
感じるままに従えば ほら
あぁ、そこはほら 光の中・・・

「お喜びください、皆々様
少女は出口を見つけました
彼女の道には光が満ち
未来は輝き続けるでしょう」

扉が閉じる 迷いの扉が
扉の前で一礼するのは 少女と同じ顔の男の子
にっこり笑って舞台の幕をひいた

「ご清聴 感謝いたします・・・」








ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

迷いのトビラ

人には誰しも迷いがある…それを物語調に書いてみました。
様々な誘惑の中で、それでも自分の信じた道を行けば、そこにあるのは後悔の無い未来が待っている。それを感じていただければ幸いです。ちなみに、案内人はレンで、少女はリン…のつもりです^^;

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投稿日:2010/03/27 19:10:04

文字数:554文字

カテゴリ:歌詞

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