毎朝目を覚ましては何かに取り憑かれたように
自分の居場所探しては居心地を確かめる
最後に笑ったのはとうの昔
作り笑いが染み付いている
窓の外ではボクの知らない時間が過ぎて行く
見たことのない街並みを知らずに過ごして行く
拡がりすぎたこの世界で
ボクは窮屈な心を覚えた
どうでもいい人がどうでもいい場所で
どうでもいい唄を唄ったところで
それはどうでもいい事でしかないのに
ボクはどうして唄い続けるんだろう
人は誰も我儘を他人に押し付けながら
つまらない争いごとを惨めに繰り返しては
微かに持ち合わせた優しさと
ほんの僅かな偽善を振りかざす
どうでもいい人がどうでもいい場所で
どうでもいい唄を唄ったところで
それはどうでもいい事でしかないのに
ボクはまたこうして唄い続けてる
何の為に誰の為にだとか
もうそんな事どうでもいい
どうでもいい人がどうでもいい場所で
どうでもいい唄をまた唄い続ける
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