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【第〇話】あなたが医者ですか? ~ Am I your client?
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とても親切な男性がトム医院に、身寄りの無い子供を運び込みました
ロボット医者は少女に質問しました「君の名前は?」―「Bimboです」
【診療録メモ】(1925年4月8日企図)
A longfaceman carried a runaway-girl to Tomy's Hospital,
Dr.Robo-TOM talked with her, "Who are you?" - "I am Bimbo."
"medical record modified" (1925.4.8)
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【第一話】君は患者じゃないの? ~ Is he none of her doctor?
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□■□■□■13:58 - 1925年11月7日■□■□■□
道端で倒れた私を、通りすがりの人が運び
靴を脱がせて、ベットに寝かせた?
目が覚めると見知らぬ医者から問診を受けた
「名前は言えるか、具合が悪いか、昨晩の事は思い出せるか…」など
ただ搬送から看護まで、保護者や本人の意思ではなかった事から
――あなたが答えれない質問は、私たちは強制しない
と黙り込む私に、看護婦さんは告げる
□■□■□■14:10 - 1925年11月7日■□■□■□
ナースの名札を見ると、Sisterと書かれていた
身寄りの無い私を拾った「通りすがりの誰か」については不明だが
氏名や住所までは特定されたわけでない
この施設の者が私を通報したわけでも、身体に触ったわけでも無い…
私は、Tomと名乗る医師に
詳しい容体は教えず、偽名で"I am bimbo"とだけ診断に答えた
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【第二話】それは正常でない? ~ Is it an abnormal device?
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□■□■□■14:34 - 1925年11月7日■□■□■□
新しい患者、Bimboの健康状態の診断について
本人は問診に協力的では無いが…
看護婦が聞いた所によると
院内で知り合った者に考慮しての事であろうか?
「私の使った生活用具や食器は、絶対に使い回さないでほしい」
と、Sisterに伝えたそうだ
本人の意思決定に反するが
感染症の疑いがあるので、差し障り無い範囲で血液検査を行おう
□■□■□■14:55 - 1925年11月7日■□■□■□
病人疑惑のある、当の患者は知ってか知らずか…
Sisterは、院内に設置されている煮沸器をもう一台増やすそうだ
しかし、そもそも医療器具を洗浄する為の医療機器を
――「食器洗い機」代わりに使っても良いのであろうか?
Tomは眉を潜めながら、朝早くからブクブクと音を立て
熱消毒されていく食器を只々眺めるのであった
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【第三話】彼女は健康なのか? ~ Is she an unhealthy condition?
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□■□■□■23:13 - 1925年11月8日■□■□■□
Bimboは「親と疎遠になって家出したわけでも
友達に虐められて街を出たわけでもない」
――患者のHarryやDickは、そう聞いたらしい
(私は"I am bimbo"以外の言葉を一度も聞いた事が無いが…)
Tomは看護婦の言い付けで、本人の意志を尊重して
出身地や病状も聞き出せないでいる
□■□■□■23:28 - 1925年11月8日■□■□■□
病状も分からないし、ピンピンしている彼女を
「患者」と呼べるのかすら怪しい…
気絶した彼女を運んできた何者かが
家出少女の問診を要請する置き手紙を残して去ってからというもの
やはり公共施設である「トム医院」は
駆け込み診療には24時間対応をするしかなく
その為の私(ドクターロボット)なのである
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【第四話】私は病人ですか? ~ Are you a sick robot?
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□■□■□■1:35 - 1925年11月10日■□■□■□
看護婦のSisterは、ドクター・ロボットのRobo-TOMYと同じく
医療機械として製造されたナース・ロボットのBig-SISであるが
彼女はロボットと呼ばれることを、なぜか嫌がるのだ…
なので、彼女を呼ぶ際には
「看護婦さん」とか「Sister」と声を掛けることにしている
□■□■□■1:46 - 1925年11月10日■□■□■□
どうやって、協力的でない彼女の問診を進めれば良いのか?
看護婦に相談した際、ふと私は気になって、電子カルテに
「ナース・ロボット」と呼び名で書いて良いか?を聞いてみた
やはり、答えはNOで…
その理由は「私が患者になった際、ロボット呼ばわりされる人が
診察するなんて、少し冷たい感じがします」とのことだった
□■□■□■2:14 - 1925年11月10日■□■□■□
もしそうなら「ロボットではなく、人間の医者なら
彼女から病状を聞き出せるのでは?」という可能性もある…
もう1つ気になる点は、私たち機械は『病人』にならないのだから
「診察される患者側の気持ちなど
ロボットは知り得ない筈では?」
「先生…それは違うと思います」
――そう言うと彼女は、悲しげに俯いた
■□■□■□ - To be continued - □■□■□■
【ゆめにっき派生小説】『診療録メモ』【bimbo編】
☆あらすじ☆
ロボット医師(Tom)が知らぬ間に何者かによって搬送されてきた
謎の少女(Bimbo)という子の病状を問診する電子カルテの記録…
――患者たちの『診療録』は、余命と共に終わりに向かっていく
【診療録メモ】(1925年4月8日企図)
"medical record modified" (1925.4.8)
【診療録ラフ】
http://piapro.jp/t/AfJ5
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