この地に生きる意味を 求め歩き続けるのか ああ
痩せ細ったその足で 強く踏みしめゆく
心臓に染み付いた 故郷の匂いは優しく そう
僕らを包み込んで 導いてくれるだろう 

息を切らしながら走る 理由などどこにある
残照に問うても返事はこない

大空を切り裂き舞う あの鳥のように自由に
立ち塞がるものさえ 飛び越えて駆け巡れ



異国に埋もれてゆく 流れるままに時は過ぎる ああ
いつまでも変わらずに いられるものならば

絶望に囚われた影が たやすく背を伸ばす
何故今も僕を呼び続けるのか

押し寄せる世相の波 打ち消される僕らの声
それでも強く願う 何度でも立ち上がれ



遠く聞こえたあの音は 幾億の人々の嘆きか
ほら きっと夜が明ける頃には 悲しみはないだろう 


息を切らしながら走る 理由などどこにある
闇夜に尋ねても返事はこない

流れゆく数多の星 故郷と同じ夜空に
一つの地に根ざした 人々の祈り

大空を切り裂き舞う あの鳥のように自由に
立ち塞がるものさえ 飛び越えて駆け巡れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

望郷世代

閲覧数:274

投稿日:2013/05/29 20:47:07

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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