a.
月の出た夜に ひとり舟をだす
時折透き通るように 影
水面は檻のように 灯りを映し
唄は何処に流れていく

b.
還る場所は此処じゃないよ

s.
星の海を静かに渡る私は
往き場を忘れた舟乗り
進む 進む 何処までも
さっきまであった筈のぬくもりを置いて


a.
月が連れていく 思い出少しずつ
良い事も悪い事も 全部
消えるような陰りは 闇のように静かで
掠れた声で名前を呼ぶ

b.
沈む場所さえ見つからない

s.
悲しみをごまかすように
漕ぎ続けるのは舟乗り
消える 消える 軋む音も
懐かしい声は溶けてどこかへ旅立つ


ああ 見て、睡蓮の花 は枯れては咲くよ
花びらが星へ 星へ 散り散りと


月の出た夜に ひとり舟をだす
唄は何処に流れていく
唄は何処に消えてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

つきふね

情景描写に力入れすぎな傾向があったりします。むう。

閲覧数:94

投稿日:2012/03/02 10:18:09

文字数:345文字

カテゴリ:歌詞

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