ある日の夕暮れ
恋人が捕まえた
青い鳥

「青い鳥は幸せを運ぶんだ」

そう言った恋人は
事故で死んだ

いつの間にか籠から逃げた青い鳥は
森の奥へ飛んでいった
逃がさない 逃がさない
幸せを奪った青い鳥よ
お前を決して許しはしない



ある日の昼過ぎ
森を抜け町に出た
青い鳥

「青い鳥は幸せを運ぶんだ」

そう言った姉弟が
連れて行った

信じないで 騙されないで
青い鳥はただ不幸をもたらすだけ
助けなくちゃ 助けなくちゃ
追いかけた姉弟が
向かった家には──

籠の中で青い鳥が事切れると
床の少女が目を覚ました

青い鳥に奪われた『幸せ』は
あの家に運ばれた

私にはあの子たちの『幸せ』は
奪えない 奪えない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

しかし彼女は飛翔する

『幸せを運ぶ青い鳥』
どっから持ってきたし。

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投稿日:2011/06/22 19:57:59

文字数:312文字

カテゴリ:歌詞

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