夏の終わりが 「僕」の終わり
明日から始まるのは「誰」?
雨上がりの空 明るい終わり
今日までの太陽にサヨナラ

黄色い月が肌寒い風と共に
「君」を攫って「私」を連れてくる

日毎に生まれ 日毎、死すはずの
終わらないメビウス 何処かで歪んだ
涙、一粒 弾けて消え逝く
もう帰らない もう一人の「自分」


ココロの真ん中に穴が空いた
埋められるモノを必死で探した


夏の終わりが 「私」の始まり
明日から始まるのも「私」
曇天の空 暗い始まり
昨日までの「誰か」にサヨナラ

名残惜しんで蜩が鳴き続ける
「君」は忘れる「僕」が在たことを

日毎に生まれ 日毎、死んでいった
終わらないメビウス 何処かで途切れた
涙、一粒 大地を潤す
今歩き出す 「自分」でない「自分」


ココロの真ん中に穴が空いた
埋められるモノは無いのだと知った

ココロの真ん中に穴が空いた
其処に在るモノは「僕」のヌケガラだ


夏の終わりが 「僕/私」の終わり
明日から始まるのは「誰」?

日毎に生まれ 日毎、死に逝くでしょう
変わらないメビウス 命が尽きるまで
涙、一粒 自身への鎮魂歌(レクイエム)
繰り返してく 「僕」と「私」を…

「僕/私」は生きてゆく…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Distorted Mo[¨]bius

ずいぶん涼しくなって、夏ももう終わりだなぁ…とか思ってたら湧いてきました。
終わり、始まり、そしてまた終わる…そんな繰り返しの歌です。

かなり前から「昨日と今日と明日の自分は別人」というイメージがありまして。
今回はそれをテーマにしてみました。

日ごと違う自分に生まれ変わる。
何かを忘れていくのは「昨日の自分」と「今日の自分」の伝達が上手くいかなかったから。
そうしてまるでリレーをするように命をつないで生きていく。

…相変わらず癖のある歌詞ですが。

歌うのはもういっそ全員で歌っちゃえばいいかと思います。
そんなことできる方はそうそういないと思いますけれども。
自分で作るならカイト兄さんです。兄さん大好きなので。←

……けれどウチに兄さんいないorz

閲覧数:81

投稿日:2009/09/14 01:38:27

文字数:524文字

カテゴリ:歌詞

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