誰にも言えないまま
また今日も夜が更けてく
開けっぱなしのカーテンが
月の光を揺らしてた

君の吸うセブンスター
火の先にある優しさも
本物じゃないって知ってるのに
どうして離れられないんだろう


好きになっちゃいけないって
わかってたのに
何度も何度も名前を
心で呼んでた
指先に残る温度だけ
嘘じゃなければいいのにって
煙に紛れて 願っていた


会えない日のほうが多くて
何をしてるかも知らなくて
だけど君の一言で
全部 許せてしまうなんて

期待しちゃいけないって
自分に言い聞かせたのに
少し長めの既読無視が
胸を締め付けてく


きっと君は悪くない
わかってる だけど
「好きだよ」って言葉だけが
嘘に聞こえてく
名前のない関係なのに
どうして涙は知ってるの
君の煙に また溶けてゆく


きっとこのまま終わってく
約束なんてなかったのに
最後くらい 本音で言えば
少しは楽になれたかな
セブンスターの煙だけが
今もまだ 胸にしみてる
君のこと、ほんとは もっと好きだった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

煙と嘘 《曲募集》

曖昧な関係に揺れる気持ちを描いたラブソングです。
タバコの煙みたいにふわりと消えていくけど、確かにあった、そんな想いを綴りました。
曲募集してます

閲覧数:20

投稿日:2025/04/12 22:29:59

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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