さあさあおててを鳴らしましょう
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
鬼さんこちら手の鳴るほうへ――


私はいつからここにいる?
私はいつまでここにいる?
薄暗い箱(ヘヤ)独りきり
何の音も聞こえない
あの日うたった唄は
どこへ消えた?


紅いあやとり
市松お手玉
ふたりふれあった篝火
私が教えたわらべ唄
あなたが走った鬼ごっこ
今唄いましょう
 笑いましょう
 鳴らしましょう


鬼さんこちら手の鳴るほうへ
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
椿の花は散りゆきて
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
染まる影は茜色
気付いて 追いかけて 捕まえて
さあさあおててを鳴らしましょう



あなたはどうしてここに来た?
あなたはどうやってここに来た?
襖(トビラ)を開けて手を伸ばす
差し込む光 軋む音
あの日囁いた言葉
意味などあった?


紅いけん玉
薄汚れて毬つき
ふたり惹かれた幻
あなたが覚えたわらべ唄
私が転んだ鬼ごっこ
今遊びましょう
 泣きましょう
 叫びましょう


鬼さんこちら手の鳴るほうへ
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
からからころん下駄鳴らし
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
鬼さんこちら手の鳴るほうへ
狂い咲きの八重桜
気付いて 追いかけて 捕まえて
さあさあおててを鳴らしましょう


(鬼さんこちら手の鳴るほうへ)
(鬼さんこちら手の鳴るほうへ――)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

座敷童の紅い唄

はじめての投稿です。
まだ字数とかバラバラで申し訳ないです。

一応イメージとしては忘れ去られた座敷童と
多少狂った恋する女の子を掛け合わせてみました。
個人的に和風ロックが好きなので
乗りやすい曲に仕上げてくれる方募集中です。
よろしくお願いします。

閲覧数:274

投稿日:2011/11/27 17:44:53

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

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