お前は踏み荒らした雑草の数を覚えてるか?
殺した虫の数は?手を汚した回数は?
覚えてないだろうね
だってそれは無意識にしてきた事
でも被害者は忘れない

延々と呪いの言葉を吐いてやろう
お前が言った事 私は忘れない
お前がやった事 私は忘れない
お前が生きている 私は許さない
馬鹿な笑い顔 反吐が出る

皆(みな)が寝静まる 丑の刻参り
用意した藁人形にもう釘が刺さらない
私を啄む黒い瞳 どうか私の怨みを聞いておくれ
私の血を飲み込んだ土よ 私の悲願を叶えておくれ

お前は引きずり出した肉の数を覚えているか?
見世物にした女の数は?金を受け取った回数は?
数えてないだろう?
だってそれがお前の仕事だったから
でも罪人は捌かれなかった

延々と末代まで呪ってやる
お前が殺った事 私は見ていた
お前が逝く事 私は望んでる
お前が生きている 私は許さない
歪んだその面 私が剥ぎ取る

腐肉が散らかる 丑三つ時
嫌がる私に食わせた肉をこっそり隠して土に還す
最後に残った憎いお前 ずっと苦しみ懺悔し泣いてる
勝手に死ぬのは許さない 私が残らず捌いてやる

延々と末代まで呪ってやる
お前が言った事 私は忘れない
お前が殺った事 私は忘れない
お前が逝った事 私は忘れない
醜いその肉 私が捌こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「怨嗟」

古い村の伝承とかドロドロしたのが好みです

閲覧数:100

投稿日:2022/09/25 21:19:40

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

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