有り触れた永遠の終着地点 いつかの言葉 思い出す
鎖された楽園の花のヒトヒラ 世界の終わりに夢を見る

空っぽ 為体(ていたらく) セピアに落ちる、堕ちてゆく

最期に見つけたモノは 誰かが落としたヒトカケラ
振り向いては届かない 綺麗な音を抱いて、今。


積み重なった景色 真っ逆さまに流れた願い
祈りは大地を忘れて 永久の眠りを描く


寂れた時 モノクロ 染まってく 哀れなセカイ
《フト気ガ付イタ時、私ハ既二其レヲ知ッテイタ。》
「どうか、その心が壊れてしまわぬように
《彼女ハ嗤ッタ。世界ヲ、私ヲ、ソシテ、迫リ来ル最期ヲ。》
最期に一つだけ、夢を見せてあげよう。
《ソノ時私ハ、全テヲ悟ッタ。彼女ハ…》
終わらぬユメを…」

《ソシテ、未来ハ終焉シタ。》


最期に遺したモノは 誰かの言葉 ヒトシズク
手を伸ばせば届きそうな 星屑色の世界を

零れた月の願いを そっと全てに捧げ眠る
淡い色に照らされた 久遠の道を辿り逝く

最期に遺ったモノは 終焉(オワリ)を描いたヒトカケラ
新たなセカイ夢見て そっと今「サヨナラ」を呟いて…Ah…

ねぇ まだ 手が 届かない
解(こたえ)は 届かない
繰り返した 未来 崩れた セカイ あぁ…

まだ 終わらない まだ 終われない
まだ、まだ、まだ、まだ。

まだ。

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終末論#00

手を伸ばせば届きそうな。

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投稿日:2014/05/05 17:25:22

文字数:561文字

カテゴリ:歌詞

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