【雨が降る橋の上で】
A
雲行きが怪しい空
蒸し暑く陽射しが差す
どんよりも高揚感
待ち合わせ歩いて行く
B
空から落ちて零れる
初夏の始まりを告げたよ
雨雲 層を増す
S
ほら梅雨の季節だよ
音色を奏でる橋の上
待ち侘びて雨の中
貴方の姿が見えてきた
二人 歩くよ傘の中
笑顔が溢れる
A
降り続く激しい雨
笑い合う濡れてもいい
はしゃいだら迷惑でも
温かい手と手がある
B
帰りの道で告白
わたし抱き着いて泣きつく
雨まだ止まぬまま
S
拒否 出来ぬ命令で
貴方は戦地へ赴くの
雨 幾度 降り続き
見送る わたしは笑顔です
わたし待ちます雨の中
貴方の帰りを
S
もう梅雨が終わります
貴方の知らせもないままに
もし生きているならば
知らせてください 空の上
変わる雲行き橋の上
雫が落ちたよ
<詳細ひらがな仕様>
【あめがふるはしのうえで】
A
(5+4+2
5+4+2
5+4+2
5+4+2 = 44文字)
くもゆきが あやしい そら
むしあつく ひざしが さす
どんよりも こうよう かん
まちあわせ あるいて ゆく
B
(4+3+4
3+5+4
2+2+5 = 33文字)
そらから おちて こぼれる
しょかの はじまりを つげたよ
あま ぐも そうをます
S
(2+3+5
4+4+5
2+3+5
4+4+5
3+4+5
4+4 = 66文字)
ほら つゆの きせつだよ
ねいろを かなでる はしのうえ
まち わびて あめのなか
あなたの すがたが みえてきた
ふたり あるくよ かさのなか
えがおが あふれる
A
(5+4+2
5+4+2
5+4+2
5+4+2 = 44文字)
ふりつづく はげしい あめ
わらいあう ぬれても いい
はしゃいだら めいわく でも
あたたかい てとてが ある
B
(4+3+4
3+5+4
2+2+5 = 33文字)
かえりの みちで こくはく
わたし だきついて なきつく
あめ まだ やまぬまま
S
(2+3+5
4+4+5
2+3+5
4+4+5
3+4+5
4+4 = 66文字)
きょひ できぬ めいれいで
あなたは せんちへ おもむくの
あめ いくど ふりつづき
みおくる わたしは えがおです
わたし まちます あめのなか
あなたの かえりを
S
(2+3+5
4+4+5
2+3+5
4+4+5
3+4+5
4+4 = 66文字)
もう つゆが おわります
あなたの しらせも ないままに
もし いきて いるならば
しらせて ください そらのうえ
かわる くもゆき はしのうえ
しずくが おちたよ
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