この心の高鳴りは届かないこと
僕は知ってたから
「この想いは伝わらないんだ」と
よくある言葉さ

今までの逃避行が
貯金となってぶり返すことに
「怖いな」って俯きながら
贈り物を探す今日

話したことはないから多分
人としても見られてない
そんな事でも良いからさ
とりあえず笑顔を見せてくれ

好きという気持ちがただの個人への執着心ならば
きっと邪魔くさい泥溜りに過ぎない
まるで吐き気がするようなこの広い世界でただ
君だけを見てるなんてさ
可笑しいと笑ってくれないか
どうせどうにもならないような
馬鹿みたいな夢で終わるなら
せめて終わらせてくれ

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あの僕の幼い空は思い出せない
僕は知ってたから
「夜空の星に祈ったから」と
朝にはもう消されてるのさ

今まで見てた星は
綺麗なものだと信じてたけど
「弱いな」って空仰ぎながら
太陽に消された事実を笑う

どうせまた伝わらなくて皆は多分
人である僕を馬鹿にするのだろうな
そんな事でも良いからさ
とりあえず僕を認めてくれ

変わりたいなと願ったことが 僕として生きた事を否定する
そうさ泥溜りに過ぎない
まるで吐き気がするようなこの広い世界でただ
君だけを見てるなんてさ
可笑しいと笑ってくれないか
どうせどうにもならないような
馬鹿みたいな夢で終わるなら
せめて終わらせてくれ

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よくあるような台本に
破かれた痕のあるような
よくあるような恋話
傷が残って点を撃つ
よくあるような夢の後
夢でないような気がして
よくあるような馬鹿者に
時間を取らせて悪かった

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どうせどうにもならないような
馬鹿みたいな夢で終わるなら
せめて終わらせてくれ