隣で溜息が聞こえたんだ
暗い時代に生まれちゃったねって
真綿で首を絞められるような
落ちてく日々に君と共に
笑い合えてよかった
顔を布で覆うから
表情さえもう必要ないね
感情の出し方を忘れて
終わる世界を眺めている
灯りのない商店街
僕を育ててくれた景色が消えていった
上手くいかない事も今くらい
時代のせいにしても良いと思うんだ
嘗ての日々は崩れたから
常識はもう通用しないね
でもそれが常識になるんだ
変わる世界を眺めている
人生の素晴らしい側面を
実際に僕だって見てきたんだ
幸福ばかりではないから
不幸だって続かないね
君とまた笑いたいから
始まる世界を歩いていく
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