はじまりの詩は遠く


海との出会いの 記す意味合いよ
ただ幸せなままでいたかったな
薄暗い藍に 浸された愛を
まだそう呼んでもいいの?

世界を縹に切り離す電子の街 逃げた
歌って踊る蒼穹を 涙を流しては聴いていた

「ねえ、私の手を繋いで 傍で囀って」と乞う
あの日閉じた窓を開いて
欠けた月を想って 夜を経たあの歌が
まだ胸に残ったままの 青の症(しるし)


口遊む合言葉のかけあいも まだ息を続けたいの

画面の向こうの星眺め 感情一つ裂いて
かつて焦がれた紺碧の はじまりの詩は遠く

「ねえ、私の声を聴いて」 堕ちてゆく瑠璃に沈め
あの日閉じた窓を繋げて
書けと夢に苛まれ 描けと波に溺れ
その色で染めゆくだけの 青の症(しるし)


「ねえ、私の手を繋いで 此処で活きていて」と乞う
あの日閉じた窓は壊して
懸けた願いへの罰 報いを受けてもなお
まだ夢から醒めぬままの 青の症(しるし)

あなたが好き

青の症(しるし)

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青の症 歌詞

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投稿日:2021/02/17 14:53:57

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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