「これが最後」なんて、言わないで
雪道にふたりの　くつの跡

白い息、冷えたゆびさき
あなたの横顔

目があって
想い溢れて
言葉にならない

雪があなたの肩に
舞い落ちてとける
白い世界のなかで
こころが壊れてしまう

〈間奏〉

しずかな街のなか　抱き寄せて
あなたの体温が　いとおしい

もどれない
あなたとの日々
あせない記憶

そばにいて
あとすこしだけ
それだけでいいの

雪があなたの肩に
舞い落ちてとける
白い世界のなかで
こころが壊れてしまう

いまひとみとじ想う
あなたへの感情
ふりつもる白い雪
想いとどけてあなたへ


〈ひらがな〉

これが　さいごなんて、　いわないで
ゆきみちにふたりの　くつのあと

しろいいき　ひえたゆびさき
あなたのよこがお

めがあって
おもいあふれて
ことばにならない

ゆき　が　あなたのかたに
まいおちてとける
しろいせかいのなかで
こころがこわれてしまう

〈間奏〉

しずかなまちのなか　だきよせて
あなたのたいおんが　いとおしい

もどれない
あなたとのひび
あせないきおく

そばにいて
あとすこしだけ　
それだけでいいの

ゆき　が　あなたのかたに
まいおちてとける
しろいせかいのなかで
こころがこわれてしまう

いま　ひとみとじ　おもう
あなたへの　かんじょう
ふりつもるしろいゆき
おもいとどけてあなたへ