私たちが夕飯の準備を終えて、それぞれ席に着こうとしたとき、またケンカが始まった。



「おいおいカイト、ミクちゃんの隣は僕だろう?」



「は?席なんてどこでもいいじゃないすか。つか俺が先に座ったんですけど」



「でもここは先輩に譲るトコだろ?」



「・・・・・・・・・・・・・・」



「黙るなよ!」



ああ~カイトといるとがくぽ先輩バカになっちゃうんだよなぁ~。



「ほら、カイトどいたどいた。私の隣はがくぽ先輩でしょ」



「嫌だね、断る!」



こんのバカイトめ!私の言う事聞きなさいよ!!



「ミーちゃんはホントモテモテだねぇ~」



リンちゃんが微笑んで言う。



ああ、これぞまさにエンジェルスマイルだわ!



「私リンちゃんの隣座る!」



と言ってリンちゃんの隣へ向かうと



「「ええぇぇええええ!!!」」



「それはナイだろミクぅ~!!(泣」



「僕、ミクちゃんの隣がいいよ~(泣」



二人が泣きついてきた。




こいつら・・・(怒




「・・・・・キレるわよ?」




私は二人を睨んで言った。




「「ひぃっっっっ!!!!!」」(←言葉にならない恐怖




「私、ごはんくらいはゆっくり食べたいの」




「「ごめんなさい・・・・・;」」




「解かればいいのよ^^」



私はにっこり笑ってリンちゃんの隣に座った。



カイトとがくぽ先輩は仕方なく隣同士で座った。



「なあミク、兄ちゃんもお前の隣座りたいんだけど」



お兄ちゃんが上目遣いで私を見る。



普段一緒にいないし、今日くらいはいっか。



「いいよ。リンちゃん、いっこ詰めてくれる?」



「うん^^わかったー」



「ありがと」



リンちゃんと私がひとつずれて私の隣にお兄ちゃんが座る。



「おいおいちょっとミクさん;お前ミコにはずい分優しいんじゃね?」



カイトが訊いてきた。



「だってお兄ちゃん家にいないし、カイトとがくぽ先輩ははいつでも来れるじゃん。それに私お兄ちゃん大好きだしぃ♪」



そう言って私はお兄ちゃんに抱きつく。



「兄ちゃんもミク大好きだぞ~^^お!ミクまた女らしい身体になったじゃん!」



「そうかな~?えへへ////」



ガシっ



「「へ?」」




がくぽ先輩がお兄ちゃんの肩を掴んだ。



「ちょっとお兄さん?ミクちゃんは僕の彼女なんですけど。そうゆうセクハラ発言されちゃあ困るんですよ・・・」



がくぽ先輩の顔が般若になっていた。



「あ、や、悪りぃっ・・・つい昔の癖で・・・っ!・・・ああホントすんませんした!!もう言いません><;」



「あはは!がくぽ先輩ヤキモチだ~^^かわいい♪」



私がそう言うとがくぽ先輩の顔が真っ赤になった。




「いやっ、別にそういう訳じゃ・・・・!」



「心配しなくても大丈夫ですよ^^私はがくぽ先輩に『女』にしてもらうつもりですから♪」



「なぁぁぁあああ!!ミク!そういう事を言うと襲われるぞ!!??」



カイトがテーブルの反対側からのり出してきた。



「その前に私の事許可も無く襲ったのはどこのどいつですかぁ~?」



「えぇええ!!!ミーちゃんカイトに襲われたの!?てかカイト!ミーちゃんに何したのよ!!??」



「俺は何も・・・」




「おおやるな~カイト^^どこまでやったんだ?」



「いやだから・・・」




「カイト、お前まさか・・・ミクちゃんの下着の下を見た・・・とか?」



「ちょっ・・」



「ええ!そうなの!?カイト、あんたふざけんじゃないわよ!!!」




「人の話をきけぇぇぇええええええ!!!!俺は何もしてねえよ!未遂だバカヤローーーー!!」




あ、カイトがキレた。



「そうだよな!?ミク!!」



「へ?・・・まあとりあえずシャツは脱がされた」



「カイトてめぇえ!!ミクちゃんの下着姿見て何もしてないだとぉ!?ふざけんな!」



カイトとがくぽ先輩が取っ組み合いをしていると




「あれ?ミクこのアザ何したんだ?」



お兄ちゃんが聞いてきた。



「ああコレ?これもカイトにつけられたの」



「何!?カイトてめ!うちの可愛い妹に何晒しとんじゃぁぁああ!!」



「・・・・あれ?そういえばレンどこいったんだろう」



男組みがケンカをしてるとリンちゃんが呟いた。



「レンならお父さんの事迎えに行ってもらったわよ。雨だから駅まで傘持ってきてって電話があったのよ。レン、この場から離れたそうにしてたから頼んじゃった。もうちょっとで帰ってくると思うわよ」



鍋やらフライパンやらを洗っていたお母さんが台所からでてきた。



「「ただいまー」」



「あら、帰ってきたわ。ナイスタイミングね^^さ、ごはんにしましょ!ほらそこのイケメン3人組~、いい加減止めないとごはん食べさせないわよ!」



「「「はーい!!」」」









===舞台裏======


レン「俺の出番あれだけ・・・・・?マスターひどいよ・・・(泣」

  (※ごめんねレン><;次は必ず!!)


=========================

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

未来への道 第15話 「夕ごはん前のひと時」

ああ~現実逃避するためにだらだら書いてたらこんな長い文に><;;
すみません;

今回はレンとミク父一言しか喋らなかった・・・。ほんとすんません;;;

閲覧数:654

投稿日:2009/07/31 00:38:06

文字数:2,238文字

カテゴリ:小説

  • コメント3

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  • ばかぷりんす。

    ばかぷりんす。

    ご意見・ご感想

    ま、マジ!?
    ひーちゃんそっくりなの!?
    ひーちゃんはこういう子か・・・かわいい。(←こわい

    レンはまたあ・と・で☆(←キモイ・・・
    次回、次回はいつになることやら・・・・。

    2009/08/06 17:10:10

  • ばかぷりんす。

    誤字教えてくれてありがとうございました^^;
    難しいほうにするとああなっちゃうのか・・・・・。

    私はケンカも怒るミクも大好きなので面白いって言葉が最高の褒め言葉です>v<!
    不安定なお年頃はやっぱりちょっとはエロいコトに興味があるので言わせてみました☆
    そしてそうゆう言葉を使いたがるお年頃でもある@>×<@

    コメントありがとうございました☆

    2009/07/31 00:49:37

  • ヘルケロ

    ヘルケロ

    ご意見・ご感想

    ヘルフィヨトルです。

    誤字
    がくぽ先輩がお兄ちゃんの肩を摑んだ

    読んでいくうちの感想
    「ケンカ面白いな~^^」→「起こるミク面白いな~^^」→「え……えぇ~!?(『女』のシーン)」→「ちょっ、エロい……」

    2009/07/31 00:15:28

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