(A)
狂ってもそれは運命
知らなくていいことさえも
狭い四隅で生きてる
且つ 解らないが増えてく
一方通行抜けて
右手にやっと見えた君
笑顔が可愛かった
もうそれすら責めてくるの
(B)
どこからが嘘だった
どこからだったら気付けてた
どれだけ遡っても
本物が見えない
(サビ)
空の混み合うこの街の
あの窓の奥愛し合った
君が残した赤い花が
枯れてしまうのが怖い
何も言わず飛んでしまった
暴きかけの秘密に気を遣い
君の作った赤い海に
涙だけが溶けていく
(A)
誰も得をしなくても
知りたいのが人間だろう
罪だと分かっていても
自分を守るのが人間だろう
(c)
知りたかった秘密は
この手で暴けど
もうどうしようもないような
哀愁に呑まれた
戻れない やり直せない
落としたごめんねなんて
ゴミでしかないんだ
(サビ)
君を手掛けた教場は
行き場なき罪 殺し合う
風化していく君の部屋に
花を手向けるしかない
もうどうにも訊けなくなった
僕は一体何者だったんだ
今 言葉を反芻すれば
ぜんぶ悲鳴に聞こえる
夏日さえもが遠いのに
幻影がずっと横にいる
頼り甲斐ないのは罪かい?
知らなかったのは罪かい?
僕の中には君の笑顔しかない
それさえも罪かい?
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