蒼く沈む海に風の声が響き逝く
黒く光る海の果てはこの心招く
只時は言葉を消して留まる足元の熱を奪う

今軋む骨の痛みやがて褪めていく程の
深い闇の中へ途惑いも持たないまま
この背中に感じるのは忘れた筈の幼い記憶なのか

波の光がやがて閉じた瞳を照らして
愚かさを我に示す
それは生の証
乱れる白い飛沫の中に身を任せながら
湧き上がる矛盾の調べを
掻き揚げた髪は求める

まだ終わりではない
まだ始まっていない
まだこの想いは

昇り行く月から包み往く蒼茫
ここにまだそれはある

Moon light opens the door I had closed so tightly
Moon light shows my soul I had lost back
I am confused again

やがて放たれた狂気は行く場所を見つけ
壱つの姿になって心を覆い尽くす
取り戻したはずの想いは?
狂った現実に隠されて見えない

やがて無くした筈の痛みを感じ始め
二人の自分を抱いて後ろへ歩き始める
「またどこにも往けないのか」
氷の月は只天から見下ろす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【巡音ルカ】The Moon

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閲覧数:239

投稿日:2015/02/17 01:52:39

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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