月が照る夜にただ二人
手を取り合って歌おう踊ろう
熱い吐息が重なれば
月も照れだし雲隠れ
顔を赤らめ目をそらす
恥じらう仕草、色っぽくて
指を絡めて囁やけば
後戻りなどできはせぬ
後ろめたい恋
肌合わせ忘れちゃえ
夜の闇に溶けてゆく
甘美なその溜息に
何も考えられなくて
君を求める指先
愛し合った二人なら
もう後には引けなくて
再び月照りだせば
君を忘れられなれなくなるよ
星の降る夜にただ二人
寄り添い合って愛を語ろう
光る未来に口づけて
悲しい過去を置いてゆけ
貪り合う恋
しがらみが解けてゆく
溺れすがる人のよに
絡みあった諸腕が
二度と解けないように
強く強く強く
抱きしめれば僕達は
それが定めかのように
深い深い暗闇へ
沈み、はまり、もう出られない
月が照る夜にただ二人
手を取り合って歌おう踊ろう
深く悲しい溜息も
闇に溶けては消えてゆく
星が降る夜にただ二人
寄り添い合って愛を語ろう
深い傷跡舐めあって
強く優しく抱きしめて
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