ー翌朝。キーンコーンカーンコーン。
シノ「ハル君…おはよう。」
ハルト「おはよう。」
シノ「あ…ハル君。私のことシノって呼んで。(照)」
ハルト「………………。」
シノ「(え、待って返事返ってこない。私変なこと言った?」)
ハルト「シノ。」
シノ「え…………!!!!あ、はい!!!(思わず、立ち上がってしまって椅子を倒してしまい教室中に響く音に目線が集まる。)
ハルト「………………。フッ。
……………………。
ハハッハハハハハッハハハハッ!!」
ー見せたことがないくらいハルトが目をか細くしてシノを見て笑う。
シノ「え………。⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄」
ー起きている状況より、その笑顔に心が奪われております、シノさん。w
先生「はーい!席座ってー!!授業を始めますー」
⑶2019.8.8 17:58〜18:24
シノ「(もっかい消しゴム落としたいなぁ…もう拾ってくれないかなあ……)」
先生「陽華さん!陽華さん!(?)」
ハルト「(シノの肩を指でトントンする)」
シノ「………………………………………!?!?!?!?」
ー唇の上に置いてたシャーペンが遠くに飛び、勢いよく机に両手を付いて席を立ち、まじまじとハルトを見てまたものの見事に椅子を倒す。
教室中、シノに視線を集める。
先生「陽華さん!どうしたの?大丈夫?」
ハルト「(笑いを堪えられず片腕を前に机に顔を疼めて、満面の笑み。横顔でよくわかる)」
ーシノさんには軽い電気ショックのような…そんな衝撃だったんでしょうかね?w猫の様に身の毛がよだっておりました。wそうです、お花畑です。
ーホームルームが終わり、下校。蝉の声が教室の外から聞こえてくる。
ハルト「ねえ、シノ…さん…どうしたの?授業聞いてた?何でそんなに椅子倒すの?」
シノ「え!えっ!?あ…シノって呼んでいいよ。呼び捨てがいい。。かな。えっ…椅子、、、(ハル君のせいなのに……恥)」
ハルト「シノね。かわいい名前だよね。」
シノ「⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄」
ミナ「ねえ、ハルト君。」
ハルト・シノ「‼︎‼︎‼︎」
ミナ「え、待って。二人して同じ顔やめてよwあ…ハルト君。私シノの友達。桜遊ミナ。」
ハルト「あ、はじめまして。柚子峯ハルト。シノの隣の席の友達…よろしく。」
(ハルトとミナが握手をする)
シノ「‼︎‼︎‼︎えっ( ;ᯅ; )」(まだハルトに触れたことがないシノはわかりやすい反応をしてしまう)
ハルト「?」
ミナ「ハルト君。わたしからお願いがあるんだけどね、これ。はい。水族館のチケット…わたしシノと約束してたんだけど行けなくちゃって。この子シロクマが大好きでさ、ペンギンも見たいんだって。アップルパイ食べさせておけば後は大丈夫だから……お願い。連れてってあげてくれないかな?」
シノ「???(口ポカーーーーン)」
ーハルトが水族館のチケット2枚、ミナから受け取る。
ミナ「シノ!帰ろう!(手を引っ張り、強制下校)」
次回予告「恋は勝負。」
✿ハルトシノ物語❸(連載中)
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次話✏︎https://piapro.jp/t/SctT
絵師さん、ボカロP様と共作したい…。
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思いつきの物語を少しずつ書き上げます。
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