垂れ込む曇天頭上を覆い
凪ぐ風冷たく髪を揺らす
緑鳴き 水さざめき
嗚呼 夕日の朱はもう遠く

帰る雲雀の声が言う
きっともうすぐ雨が来る

垂れ込め雲よ 注げ雨よ
悲しみ憎しみ全て覆い
月も隠し 星も隠し
今は安らぎの夕闇を
待ち受くこの頬に
その雫の恵み降れ


縁なく途切れた指先憂い
触れてた温もり闇に探す
君はなく この身寂し
嗚呼 呟く言葉届かずに

舞った鴉が笑い言う
きっともうすぐ雨が来る

垂れ込め雲よ 注げ雨よ
愛しさ寂しさ全て覆い
恋も隠し 涙も隠し
今は安らぎの夕闇を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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雨がきっと降る夕闇(絵先)

月條現矢さんのカイト兄さんのイラスト、「雨がきっと降る夕闇」をイメージして書いてみました。
→ http://piapro.jp/a/content/?id=kawbpjt9mlv050en


雨、夕闇、和装ということで、若干演歌調の歌詞を目指してみました。


不都合あればすぐに削除します。

閲覧数:175

投稿日:2008/06/06 10:02:13

文字数:247文字

カテゴリ:その他

  • コメント2

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  • あいり

    あいり

    その他

    >月條現矢さん

    う、お、あ!早速見に来て頂いてありがとうございますスイマセンありがとうございます!
    お気に召したようでほっと一安心してしまいました;
    イラストから感じ取れたものを出来るだけ言葉にしようと思って書いた物なので、そう言って頂けると本当に嬉しいです!
    あのカイト兄さんがいなければここまで書けませんでした……!!

    こちらこそ足を運んで頂いてありがとうございました!

    2008/06/06 21:12:21

  • 月條現矢

    月條現矢

    ご意見・ご感想

    あいりさん、詞を書いてくださりありがとうございます……!それもそれも、こんな素敵な!!
    絵を描くときに思い描いていた世界そのもので、かつ、そこからさらに膨らませてくださった…!と感動しています。描いたときは、ただ曇天の夕闇で目をつぶっているだけだったのに、人を想って目をつぶるということに広げてくださり、ふおお…と感銘しているます!
    緑さやめく水分の多い空気の中で鳥が鳴く、というのは、まさに自分の描きたかった物で、それを書いてくださり…嬉しくあり、びっくりもあり。私も詞を書きはするのですが、この世界はあいりさんでなければ書けないなあ、と惚れてしまいます。
    こんなに素敵な文を、私のようなものの絵から書いてくださっただなんて、光栄の至りです。ありがとうございました!!

    2008/06/06 12:24:02

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