僕だってエトセトラ
         詩:赤りんご@

昨日の夜書いた手紙の裏
落書きだらけのクレヨンで
僕が描いた夢の中に君なんていなくって。

読み続けてた本を読み終わって
空気を入れ替えようと開けた窓
小さな小鳥のさえずりなんて僕の耳に
入ってきやしないやいや

開けたばかりの箱、箱を
僕はまだ宝箱だと思っている

僕だって今すぐ消えたいよ
僕が今すぐ消えればいいよ
僕の何が分かるんだって?
僕だって何が分かったわけじゃない


だいぶ前から気づいてた
目を伏せた振りしてさ
なんだったっけ僕の夢

昨日紙で切ったばっかの
指の甲が痛いんだ
じんじんするくらい胸にも
ぐりぐりと刺さるんだ

泥にまぎれた虫は
僕に何を言ったんだろう
誰かに聞こえるでもないような声で
「どうせ私より先に消えないくせに」


僕だってやりたい事があるよ
僕だってやらなきゃいけないんだ
僕だって走るし歩くしさ
僕だって探すし見守るし
僕だって空に虹をかけてみたい
僕だっていっぱい叫びたい
僕だって皆と遊びたい
僕だってだって僕だからだって

僕だっていっぱいいっぱい
僕はここだけにしかいないって叫んでいたい


僕だって消えてなくなりたいよ
分かってもらえるなんて思ってないし
でもそんなんじゃ僕しか報われないでしょ
自分勝手なんでしょ

僕だっていっぱい笑いたいし
皆と一緒に頑張りたいし
皆が一緒にいてくれたらそれで僕は僕でいられるしさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕だってエトセトラ

あたしだっていっぱい泣きたい

閲覧数:27

投稿日:2012/02/18 17:54:53

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

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