霧がかる朝早くに
街をかける 迷いの森の中
肩に下げた 真新しいカバンは
一体どれだけ耐えられるか

先も見えない 不安定なまま
いつも通り なんとなくあの場所へ
そんな過去は たくさんあるけれど
一体 過去に耐え続けられるか

分からない 前も見えない
でも 顔を上げて いまを走るのさ

全快 とまではいかない 不安定なこの身体も
全力を 出し切るにはちょうどいいスリル
送信 躊躇した 思い伝えるメッセージ
弾ける 炭酸水の レクイエム

波のような 人の流れに
逆らって 逆風の矢面
潮流に 押し流されていく
一体どれだけ耐えられるか

沈む月を ただぼんやり
眺めては 「巻き戻したい」
後ろを 振り返ってみても
影がそこに伸びているだけ

分からない 後ろも見えない
ただ 風に吹かれ 倒れなければいい

全力 とまではいかない 中途半端なこの自分も
やればできるさ そう思わせてくれ
勝算の一欠片もない 無謀な挑戦も
弾けろ 炭酸水のレクイエム

「諦めるな」「挑戦しろ」
綺麗事を並び立てたとしても

全然 満たされない思い
全力も出せない
そんな自分の影が 子供に踏まれたのさ

全力とまではいかない 中途半端な自分でも
あの頃全力で生きてたこと
叶う予定にもない あの頃の無邪気な夢を
見続けよう いつかの ラムネのレクイエム

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

HCO3

閲覧数:45

投稿日:2015/06/28 20:14:55

文字数:576文字

カテゴリ:歌詞

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