繋いでは 消えていく 光
記憶だけ ずっと追い続けて

見つけた あの日の残像は
日差しで 揺れてる陽炎


もうすぐに きっと会えるよ

目を閉じて見た夢の中で告げる

「僕と君は二人でひとつだ」と

きみは誰?ぼくは誰?


わからないまま夢は覚めていく


重い闇に囚われて
僕は光を失った
何も見えない何も聞こえない
そこにあるのはただの黒(Noir)




恐れては 何もできないと
繋いだ手 するりと解いて

支配する 恐怖の連想を
必死で 忘れようとする

もう何も 心配ないよ

ベッドの中で蹲って泣く

「どこへいても二人は一緒だ」と

やさしい手 髪を撫でて

やわらかさに眠りに落ちていく



重い闇は誰も救わない
冷たい床で生を知る
僕は生きたい強く願った
そこにあるのはただの黒(noir)



銃声で目が覚める
僕は相も変わらず目が見えない
どこか遠くで聞こえてくる
僕と同じ声の人がいる

脳裏にひとつの顔が浮かび上がる

そうだ あの夢の中の君は

昔失くした僕の片翅




重い闇から目が覚めて
僕に光が差し込んだ
僕は見える 声が聞こえる

今の僕と同じ顔が
鏡のようにそこにあった
探していたのは 愛する君
そこにあるのは僕の白(blanc)

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未定【曲募集】

生き別れの双子がうんたらかんたら・・・・
某小説からインスピレーションを受けてしまって・・・・

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投稿日:2010/07/04 23:16:52

文字数:545文字

カテゴリ:歌詞

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