影が揺れる 影が揺れる
僕ら5時を境にお互いを見失うんだ
消える面影 消える面影
あの日の慟哭はいまだに僕を赦さない

駆け上がった坂 どうにも息は未だに保てないようで
きみの大好きな 大好きな 夕日の輪郭をなぞっていた
そんな君はもういない

夕暮れを伝えるサイレンが鳴る
僕らの旅はもう終わりなようだ
また明日って言えたら良いのに
そんなことで気を紛らす僕は何?

封じ込んだ 僕らの記憶
ぼやけた君の片鱗を藍が染めていく
もう知っていた 知っていたんだ
だけど君の影はまだ僕のそばにいる

知りたいのかい?こんな語り継がれない物語を
どうすればいい?君のことをもう忘れられないのさ

あの日見た 茜の本当
ただゆっくりと目を凝らして受け止めた
僕はもう 藍を恐れ
夕闇の隅でまた息を潜める

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茜の本当

「茜消える前に」の続きの歌詞です。書いている中で世界観が広がりすぎてしまったため、いつか続きを書きたいなと思っていたので年末に書けてよかったです。
茜は人の名前です。性別不詳。
こういう危うい関係(?)が私は好きなようです。

※1年間ありがとうございました!
思ったよりも歌詞をたくさん書けたみたいで嬉しかったです!!
また来年もよろしくお願いします!

閲覧数:78

投稿日:2022/12/28 12:10:56

文字数:347文字

カテゴリ:歌詞

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