Hello Hello 応答願います
私は元気にしています
想像してはいたけど来ることのないものと思っていた未来
それが想像よりも早く来てしまっただけのことなんですね
君の元へ向かう途中で思い浮かべる君の顔に声に言葉に愛
溢れ出る涙と大丈夫大丈夫と言い聞かせる自分の声が響く
だ け ど
だんだんと心配とは掛け離れた疚しい考えが溢れ出したの
君がいなくなったら明日からどうなっちゃうんだろうとか
突然帰ったこと周りにはどう思われたんだろうなとかとか
今考えなくてもいいようなことを涙を流しながら冷静に考える自分に吐き気がした
近づく度に止まらなくなった涙と嗚咽を必死に止めてから
静かに眠る君の元へ行き安心で胸がまた熱くなりだしてる
君の話をされる度に溢れる涙をティッシュで乱暴に拭くと
「何泣いてるの」と寝てた筈の君の声が私の耳に届いたんだ
意識があっても話すこと身体を動かすこと目を開けること
出来なかった筈なのに私の泣き声が聞こえて心配したの?
君の方が辛い筈なのにね
一緒に話して お昼を食べた
心配するのは私のことばかり
もう大丈夫なのだと信じてた
な の に
22時37分 君はいなくなってしまった
言いたいこと聞きたいこと いっぱいいっぱいあったのにな
ありがとう その一言を言おうとずっと思ってたのにな
やってあげたいことあったのにな
どうして最期に手を握ってあげられなかったの
名前を呼んで イカナイデって叫んであげれない
どうして君の死ぬ瞬間を冷静に見てる自分がいるの
嫌い嫌い こんな私なんて なんて醜い
最期に私に向けた君の眼が私は怖かった
君の中に私はもういないような気がしたんだ
だけど私の中にあなたはいます
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