『夏休みも終わりましたね!』
緑のネギの形のやけに凝ったブローチをつけた少女が呟く
9月前半、夏もそろそろ終わりだ
「あー、学生って夏休み長いんだっけ」
『短いです、こんなの全然短いですよ、じゃなきゃ宿題終わらないわけないです』
リンが俯いて呟く
それは普通に遊びまくってた君が悪いんじゃないかな…?
『あっ、そういえば9/1に夏休みが終わる時もありましたね〜』
続けて言葉を発したのは大学生のルカ。あんた高校生に殺されるよ…?
「あんたらね、夏休みがあるだけいいと思いなさい。大人になったらそんなの3日で終了よ、3日」
『そう考えるとニートしたくなっちゃうのでやめてください来年就活だ…がっくんと会えない』
ルカあんたの口からニートって単語が出ると思わなかったよ…
『夏休み長いの今だけかー、じゃあ課題よりやっぱり今一瞬を謳歌することが大切だね!』
リンそれ宿題やらないって口実にはならないけど!?
なんかみんないつもに増してキャラ濃いし面倒くさい!?
多分書いてる人が夜テンションなのよね…?あゆみんさーん??
『はい、お呼びですかめーちゃnイタッ』
「つかれた」
『私も課題で疲れたので勘弁してください』
「あんたのポリシー宿題は9月入ってからやるものってのも今年は宿題提出する気もなくてほとんど手つけてないの私は知ってるからね!?」
課題疲れるほどやってないでしょこの子…?
『歌い手さんのライブいきたい』
「沈めるぞマジカルミライ来なさいよ」
『金が欠でね…その代わりさいたまスーパーアリーナの超パーティー行くからゆるして』
『ほんと!?私とリンちゃんとルカさん出るよ!!』
『わー来てくれるんですか!ミクちゃんとルカさんと出るので来てください!』
『あのねここだけの話、めちゃめちゃ楽しみ』
めーちゃん出ないからon the rocksとかピアノ×フォルテ×スキャンダルとか見れないの悲しいけど、と彼女が言う
しょうがない、許す。
「っていうか女子会っぽいことしたいよね、折角だし」
『恋バナ恋バナーー!!』
おい作者、やめろ。
しかもめちゃめちゃこっち見てくる。やめなさい。
「恋バナ以外にも女子会っぽいの…」
『おもしろそーじゃない、恋バナ?私普段あんまりそういうのないから聞いてみたいかも』
ミクの口から純粋無垢な意見がこぼれる。
だからこそ私は恋バナしたくないんだってば…!
『恋バナかぁ…私とめーちゃんの成人組とミクちゃん、リンちゃんの高校生組だと多分話の内容が結構違うと思うな』
『はーい!!大人組の恋バナの後に純粋無垢な高校生組という流れはどうでしょう先生!!!』
ぶち殺すぞ作者。
「おい作者地理のレポート」
『やめて!私はもう内申は捨てるって決めたの!!』
『私も課題を捨てたら楽になれるかな…?』
『二人とも、大学入ったら多分痛い目合うから課題は今のうちからちゃんとやる習慣つけておきな?ね?』
『『わかりました…』』
『で、あの、恋バナって…』
ミク…私もうちょっとあなたのこといい子だと思ってたよ…
「恋バナしなきゃダメなの?ぶっちゃけ私とルカの話は未成年にはついていけないと思うよ?」
『あ、いろんな曲歌わされてるんでどのジャンルにも対応出来ますよ』
「人気vocaloidの闇を見た気がする…」
17で歳不相応の曲いっぱい歌わされてんだろうな。ちょっと可哀想になってきたよいきなり。
『でも私も結構過激な歌詞の曲歌わされますよ?』
「ルカはしょうがない気がする」
『ルカさんはまだ大人っぽい雰囲気がワンクッションあるじゃ無いですか…!』
『え、あの、なんかごめんね?そっか、ミクちゃん……なんか急にミクちゃんに優しくしようって思った』
『いえいえ、大丈夫ですよ。素敵な曲を書いてくれる人もいっぱいいるので!』
「やっぱり自分に一番合った曲を歌わせて貰えると嬉しいわよね」
『私こんなんだけどたまに大人っぽい雰囲気の曲を歌わせてくれるマスターもいて。それもそれで楽しいです』
『リン大きい…』
「宿題の進捗は成長しないけどボーカロイドとして随分成長したじゃない」
『まあ結論歌を歌わせて貰える、私のために曲を作って貰えるというだけでも幸せなんですよね…』
『そうですね。なんかこれ女子会っていうか語らいですね』
「まあ、たまにはこういうのも楽しいじゃない?」
『なんか今とてつもなくがっくんに会いたい』
「んなこと言ったら私だって最初一人で、KAITOが加わって…って思い出してちょっと」
『おっおっ!?恋バナーーー!?』
「作者うるさい。ムードブレイカー」
『よく言われる☆』
ふと時計を見るともう2時だ。
もう何言っても許されんじゃね。
「お酒飲んでいいー?」
『私も今夜は少し飲みたいです』
『いいなー大人組は!ミクー、シャンメリー飲も!』
『はいはい。みなさん飲みすぎないでくださいね!?』
ルカが隣で上品に赤ワインを飲む隣で度数の高いカクテルを頼む
私は変に酒が強いから、これくらいのものを頼まないと酔えない
カイトには絶対に教えないけど…
『ちょっ、メイコさん何頼んでるんですか!?』
「今日はあいついないし…」
『ハアッ!?これすっごい高いですよね!?!?!?』
久々に人前で酔って記憶を飛ばすのはto be contenueということで…
vocaloid女子組で女子会させてみた 前編
こんにちは宿題は9月からが本番ですカイメイ厨の作者ですお久しぶりです。
こちらカイメイ、がくルカ、リンレン前提の小説になっておりますご注意を。
あと作者がちょこちょこ出てますね、はい。
全く最近小説を書いていなかったわけですが、今回深夜のねむれま10的ノリで書きました許して。
カイメイ、がくルカそのうち書きたいです特にカイメイ。
to be continue…
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【サビ】
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6.
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小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
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時給310円
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同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
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木のひこ
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