哀しみに浸る時間は　要らない
振り向くな　涙を払え
明日を見て

穏やかな光　邪な闇を
吹き飛ばしてゆく
押し込めた言葉　隠された裏が
感情を揺さぶる

間違いと　正せなくても
僕が思う　正しさだって
誰かを　傷つけてるから

南風ふわり　迷う背中押して
僕はここに居る
苦しさを　乗り越えるには
ねぇそこから　見つめてよ
僕らは

求めてた　いつも　見守る誰かの声
耳を澄ませれば
溢れだす気持ち　抑えきれない
声上げろ　自分の力
信じて

むず痒い記憶　閉じ込めたはずが
顔を覗かせる
心のかさぶた　上手く剥がせずに
血がにじむ傷跡

知らぬ間に　踏みつけていた
誰かの宝物だと
気づかぬ自分を　責めてた

追い風に乗って　駆け出す周りの群れ
僕は何処にいる？
回り道　はぐれた時も
ねぇそこから　見ていたの？
僕らは

探してたいつも　心の穴を埋める
鍵があるはずと
哀しみに浸る時間は　要らない
振り向くな　涙を払え
明日を見て

何一つ　上手く行かない
繰り返す　嘆きこそが
新しい自分　掴む術だから

紅の光　全てを包み込んで
僕を照らしてる
昨日の自分　重ねても
そう変わりはしないけど
僕らは

少しずつ　未来の自分の姿を
思い描くのさ
疲れたら　帰る場所があるから
さあ続けよう　心の旅を
いつまでも