紫陽花の譜/bpm205
振り返ってみれば多分
不思議なくらいにいつも浮かぶ
その声を待っていたんだな
濁していた傘の中
無意味な繰り返し
線路沿いに肩並べていた
あの白い紫陽花はまだ
咲いていた事
あなたに最後に伝えないと
その苦しさひとつを
飲み込んでしまえたら
どれほど良かったでしょうか
何も言えないまま
終わらせてしまったなら
過去になって綺麗になり過ぎてしまう
濡らしていた花びらは
溢れ出す度に落ちて
地面に音並べていく
散らしていた水玉に
雫ひとつこぼして
波打つ水面に泳がせた
あの白い紫陽花はまだ夢見ている
あなたが最後に伝えてよ
ずっと覚えていたいんだ
あなたがくれた色を
枯れてしまったら
きっと揺らいでしまう
何もできないまま
誤摩化してしまったなら
頬伝って今がこぼれ落ちてしまう
この白い紫陽花を私からうばって
あなたが最後に枯らしてよ
そんな悲しさも
薄れてしまうような嵐なら
きっと凪いでしまう
何も訊けないまま
背を向けてしまったなら
過去になっていつか忘れてしまう
覚えていたいんだ
あなたがくれた意味を
枯らしてしまったら
きっと泣いてしまう
俯いてしまったまま
五月雨に襲われてもう
その譜面は
答えはかき消されてしまう
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