暗黒と絶望に染まった鎖の音が響くこの街は
黒い欲望と快楽を求め動き続けているわ
穢れを知らないこの素肌を15年前に授かってから
速いスピードで大人の階段を駆け上がり続けながら
愛を胸に秘めこの街へと足を一歩
踏み入れた時この胸に感じる
悲しみの声が
淫らな欲望満たすために私に近づく
あなたを受け止めてあなたの心の闇の形を探す
*
欲望のままに生き続ける、そこへと至った隠された過去
愛に飢えていたあなたの悲しみが露わになり始めてる
あなたは泣いてる、偽らなきゃ生きられない
現実に打ちのめされ続けたらあなたは壊れる
私の胸へと飛び込んできたあなたを包む
このまま眠りなさい、産みの母に抱かれ眠る乳飲み子のように
* *
この胸の中で涙流しながら眠る
あなたの心が私の心に語りかけている
暗黒の街の中で見えない悲しみ
封印された笑顔たちの嘆きを私に見せている
あなたが初めて私に笑顔を見せてくれた
そして私のこと、人々は呼んだ「15歳の女神」と
00:00 / 04:36
15歳の女神
暗黒の街、絶望に打ちのめされた人々が住む欲望と快楽が渦巻くこの街に一人の美少女がやってきた。
彼女は15歳という若さにして、その姿はあらゆる美しい存在すら恥じらう容姿をしていた。
そんな彼女を淫乱な欲望のままに襲う一人の青年、しかし彼女は決してその青年の手を振りほどこうとはせず、そっと青年の頭を触れ返す。
欲望のままにしがみついた青年はやがて、彼女から母性的な温もりを感じるようになっていった。
二人でいるうちに、彼の隠された過去の苦しみや悲しみが露わになり、彼女に対して心を開いた青年、そして青年の心は徐々に浄化されていく。
人々は、彼女を慈しみの念を込めて「15歳の女神」と呼んだ。
結月ゆかりの妹分、紲星あかりオリジナル曲第1弾。
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想