少しだけ勿体無いと思った
これで終わりだなんて
それでも怨んではないよ
この世界に価値はないんだ
わかってる 楽しいこともあったし
だけど思い出に入らない
私は私をここで終わらせるよ

最低な人生だって思った
これが結末なんて
それでも後悔はないよ
この世界に意味はないんだ
不確かな恋も愛も瞞しだったし
だけど今も想うのは
私に微笑んでくれた貴方のこと

窓のない独り、部屋で
涙すらも石に変わり果て
誰にも届かないこの声は
やがて醜く消えてくの

明日こそ世界が終わるように
そう願って、嘆いて、過去を呪って
遣り切れない日々を送るなら
もう、いっそのこと死んでしまえよ
貴方のことも憎んでしまった
救える命など一つもないわ
そんな時、どこから遠く
靴の音が響いた

私を救ったのは間抜けな声を出した君だった

少しだけ勿体無いと思った
これで終わりだなんて
それでも未練は無いから
この世界に価値はないんだ
わかってる 愛しかったこともあったし
だけどもう手に入らない
世界が崩れる音を今聞いたの

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メドゥーサ 歌詞

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投稿日:2021/03/17 19:51:10

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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