a
始まるには早く
虫はさざめき、人は夕涼み
君がずっとそばにいた
あの日の花火、ふと思い出す

a
別れを選んで
随分経っても懐かしい笑顔
綺麗に着飾った君
照れくさそうに、はにかんでみせた

b
忘れていた想いの欠片がチリチリと燃えて
淡く滲み出した視界と
零れそうになる涙に
あたたかな鼓動
wow oh 聞いて

s
記憶が弾け出したとき 僕の世界は
色鮮やかに輝きを増した
感情が溢れ出したんだ それはそれは
とても綺麗な音色で空に舞っていった

a
懐かしい時を
振り返るとぎこちなさも薄れ
笑い 響き合う鼓動
燻る想い まだ君のこと、

b
いくつもの光の粒が散り散りに消えて
儚い波紋を落として
ゆらゆらり浮かぶ線上に
また 始まり 光線
尾を引いて


c
咲き誇る 火があんなに綺麗でさ
強く打ち鳴らす 想いを
あの頃みたいになんて 戻れない
幸せそうな君の左手(て)、
言える訳がないよな

s
追憶が弾け散ったとき 僕の思い出は
色鮮やかに輝きを増した
歓声が溢れ出していた それはそれは
とても綺麗な音色で空を彩っていた

これでよかったんだ、きっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

【作編曲募集】残響花火 

久しぶりに帰郷した夏の日、近くの川原で行われる地元の花火大会。
沢山の大きな花火が自慢だったっけ、懐かしいな。あの頃もこうやって土手に腰を下ろして眺めていたっけ。今は一人だけど。
上京を理由に(関係が)自然消滅した彼女を思い出していた。今さらなことはわかっているし、連絡なんて出来る訳がないよな。
「○○君?」
名前を呼ぶ聞き覚えのある声に驚いた。振り向くと彼女がいて、どうしてるかなとか会ったら気まずいよな、とかそんな考えも吹き飛んでしまっていた。
あの頃と変わらない様でだけど少し大人びている彼女にドキッとして、そんな夏の思い出。


↑作詞にあたってのあらすじです。

閲覧数:158

投稿日:2018/02/22 00:05:21

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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