【A】すみれ色をまとう君 左手には風車
   紺の袖を払いつつ 隣に並ぶ僕
   赤い金魚差し出せば 笑う君に目が留まる
   差し出される林檎飴 甘酸っぱい味がした

【B】毎年君と来てる 見慣れてしまった夜店
   君の髪にかがやく 五年前あげた簪

【S】綺麗だな あぁ綺麗だな ビー玉越しに頬染める
   咲いたのは何の花だろう 名前も知らぬ花



【A】薄茶色が君の手に 左手指幾枚も
   理由は聞かずいるけれど 浴衣って難しいのかな

【B】毎日見てる君が 見慣れない服なだけで
   こんなにも気になって 何度も見てしまうなんて

【S】「綺麗だね」「あぁ綺麗だね」 花火じゃなくて君のこと
   咲いたのは何の花だろう 名前も知らぬ花



【C】この道を少し行ったら いつも帰りながら食べるかき氷
   僕はレモンで君はイチゴ 一口目は相手に
   行こうかと言いかけたら 君がうつむいて 
       
       「1人じゃ寂しいと思うの」   


【S】もう少し 端から端へ 食べ終わったら手を伸ばそう
   人ごみで危ないからさ はぐれそうだからさ
   
   咲いたのは何の花だろう 名前も知らぬ花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

[浴衣の君と二匹の金魚]

閲覧数:33

投稿日:2010/08/24 18:13:34

文字数:520文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました