1A
8月頃が過ぎたころ
まだまだ暑い季節
波のよう(お)な 人達を避(さ)け
夏をならび歩いた
1B
まるでホタルのよう はしゃぐ背中
花火を手に
星が耀(かがや)きはじめたころ
火をつけた
1C
線香花火 あざやかな火に
思い出を一つ重ねた
彩る星が 夜空に浮かんだら
花びらは輝(かがや)きだすだろう
線香花火 あざやかな日々
横顔が二つ浮かんで
肩をならべて 寄り添いながら
はじける 花びらが落ちた
2A
夏祭りもひかえたころ
まだまだ容赦(ようしゃ)ない陽(ひ)
暑苦しい 人波を避(さ)け
まだ先は長いけれど
2B
河川敷歩いて 風を感じて
袖が揺れて
足元がすべらないよう 手にふれた
2C
線香花火 かがやいた火に
変わらない時間(とき)を数えて
目の前の宙(そら)に 笑顔が浮かぶから
花びらは熱をおびてくの
線香花火 かがやいた日々
変わらない想いかさねて
肩をならべて 寄り添いながら
ふれた手 花びらが咲いた
D
まぎれもない この人生の
すれ違いや願いを求めて
二人は出会い 言葉交(か)わし
大切な人 存在なのだから
3C
線香花火 あざやかな日々
得意げな顔を浮かべた
夜空の星が 唄をうたうから
花びらは輝(かがや)きをますの
線香花火 大切な君
打ち上がる星を眺めて
肩を抱きしめ 寄り添えたなら
濡れた目 花びらが落ちた
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