羊飼いさん 羊飼いさん
どうしてあんたは陽気に
羊飼いさん 羊飼いさん
どうして笛を吹きなさる

私は涙がとまらない
これが泣かずにいられ ようか

羊飼いさん 羊飼いさん
あんたはどうして陽気に
羊飼いさん 羊飼いさん
どうして 笛を 吹きなさる

私は 兄に 殺された
いのしし狩りに行ったとき
獲物を盗られ 槍を盗まれ
槍で殺され 獲物で死んだと告げられた

羊飼いさん 羊飼いさん
どうしてあんたは陽気に
羊飼いさん 羊飼いさん
どうして笛を吹きなさる

兄は 私を橋の元へ
埋めて 父の 元へ行った
私はいのししに殺されて
いなくなったと告げたのだ

羊飼いさん 羊飼いさん
どうしてあんたは陽気に
羊飼いさん 羊飼いさん
どうして笛を吹きなさる

私は涙がとまらない
これが泣かずにいられ ようか

ある時 ひとりの羊飼い
橋の元で 骨を 見つけ
笛吹口をこしらえて
ひどく陽気に吹くのだよ

羊飼いさん 羊飼いさん
どうしてあんたは陽気に
羊飼いさん 羊飼いさん
どうして笛を吹きなさる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

グリム童話集より「唄う骨」

「ねずの木の話」とは違って全編創作です。
(「キウィトキウィトぼくはなんてきれいな鳥」は本文より)

多分、羊飼いが笛を吹いた時に唄った歌です。
大学の図書館で首をひねって作りました(何やってんの)

閲覧数:106

投稿日:2008/04/14 23:20:56

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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