「ユメトピア」
(1A)
ぼくを いつも笑う
アイツは何でもできるヤツ
いくら努力したって
かないっこない 悔しいけど
(1A')
ある日
夢の中に 魔法使いが出てきて言った
「望むこと全てが 叶うようにしてやろう」と
(1B)
目が覚めたら 本当に
ぼくは『力』を持っていた
「これなら もう誰にも絶対負けないぞ」
部屋を飛び出した
(1S)
大金持ちになって
人気者になって
頭もよくなって
運動もできて
誰よりも 輝いた
ぼくの姿を見て
驚いた アイツの顔
「ざまあみろ」ってつぶやく
(2A)
全て 望んだもの
手に入れたはずなのに
何だろ?この虚無感
心が妙に落ち着かない
(2A')
そもそも
こんなに沢山の人に囲まれることに
慣れていないから 息が苦しくなって 教室(へや)を飛び出した
(2B)
校舎裏 ぼくが見たのは
頑張るアイツの姿だった
誰も見ていないところで ずっと
ひたすらに努力していたんだ
(2S)
『力』に頼り切って
努力を忘れた
そんなぼくが一番
格好悪かった
結局は この『力』
なくなれば ぼくはただの
弱虫で 臆病なだけの
ちっぽけな存在なんだ
(S)
僕には 僕の夢
僕には 僕の道
僕は 僕の力で
進んでみせるよ
(S')
頼りないかもしれない
叶わないかもしれない
それでも 歩む道に
きっと意味があるから
"ユメトピア" それは そう
夢に見た"理想郷(ユートピア)"
この足で 歩き いつか
掴まえてみせるから
「ユメトピア」
久々に、ストーリー性のある、というか流れのある歌詞になりました。作っててめちゃめちゃ楽しかったww
途中で「ぼく」から「僕」に一人称の表記を変えてあります。もちろんわざと。それから、二回出てくる「へやを飛び出した」における「ぼく」の心境の違いを是非考えてみてください!
コメント1
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ご意見・ご感想
まゆぽん
ご意見・ご感想
通りすがりのものです。
とても素敵な歌詞ですね(*^^*)
なんだか考えさせられました。
曲が付いたら是非とも聴きたいです!!
2013/03/07 14:59:23